どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

箱根組織革新研究会

c0219972_16214531.jpg森繁久弥氏が昇天された。96歳、朝目が覚めたら「知床旅情」が口をついてとびだした。歌いながら思い出したのは、箱根組織革新研究会のFIラリー。
(FIラリー)というのは要するにハードなウォークラリー競争によるリアルとバーチャルが渾然一体となった「研修」なのだが、最初のガイダンスで、「今からみなさんが体験するのはいわゆる研修ではありません。息抜きしたくて来た人は今すぐに帰ってください。」といわれる。ほほーなかなか挑発的ですなー面白そうなのでやってみようという気分になった。でも何故か内心しらけた気分がきえないままに本番にはいる。
・最初にやったのは、マップづくり。コースを数人で回って、要所毎の目印を見つけて、地図に記入し、自分のチームメンバーが回る際の案内書をつくる。やってみるとかなり時間がかかる。同じところに行ったのに記憶がづれていたり、それぞれの記憶した「事実」を出しあいながらマップに落としていく。
・本番の前半結果はビリ!(ブービー)だった。チームはまさに尻に火がついた状態になり、約10人がリーダーを交代して一丸となって後半戦に挑戦し、10チームの中で3位に上昇した。所定の時間に近いところでゴールしないと負けなのでラストの100mくらいはまるでマラソン大会の直線ゴール直前という感じで、和歌山市民生協の大山さんと励ましの声かけあって走った。暗闇の谷底に落ちそうになる場面もあった。
で、何が良かったのか?
①現場の「事実」を自分の目で見て確認した情報を整理し、情報化し、チームで行動する事の意義を学んだ。
 事例:地図づくり
②組織は人なりを実感できた。人と人とのコミュニケーションの徹底が今まで想像もしていなかった人間力を生み成果をもたらすことを体験できた。
 事例:F1ラリー 前半ビリから後半3位への上昇
③肉体的、精神的「限界」に挑戦できたこと。人は変わりうることの現場的証明をチームでできたこと。
 事例:3泊4日の研修が2泊4日(徹夜が1回)になっても大丈夫だった。
それで何を得たのか?
1)友達ができた。当時の、コープ広島 常務の岡村さん、とちぎコープの豊田さん、Fコープの増田さん、東葛市民生協の野手さんなどなど。岡村さんを通じてコープ出版編集長だった矢野都紀子さんとも知り合い、『生協運動』(現NAVI)「アフター5」に載った。『のんびる』8月号『交遊記』で紹介したのも彼女です。12月には彼らと久しぶりの呑み会をやります。
2)やればできるという自信がついた。(付け焼刃的だったかもしれんませんが)
問題というか課題も生まれた。
①箱根の「事実」と職場の「事実」とのづれに呆然として立ちすくんでしまう人が多いのではないか。そもそも生活(食事、洗濯、掃除、子育て、家事区、近所、地域など)の基盤から隔離された空間で集中学習した成果は着陸地を見つけられない戦闘的飛行士をつくるだけに終る危険を孕んでいる。
②事前に入念な健康チェック(診断すれば全てがわかるわけではない!)をしないと大事故が起きるリスクも高い。実際に研修中にお亡くなりになった方もいると聞く。
③人はいつでもどこでも熱くなれるわけではない。モチベーションの高い人、低い人いろいろいるのが人間的組織の事実であり、生産性向上を最優先させる企業社会は多くのメンタルや人間関係のトラブルを生み出す危険がある。
●藤田一(はじめ)先生からは、「あなたのような上司の下で働く部下は不幸だと思う。」といわれたままなので続きの論議をお願いしたいところです。まあ、いろいろ問題も残っていますけど、「知床の岬にはまなすが咲く頃・・・」と歌いながら、研修最後の打ち上げでケーナ(花祭り)を吹かせてもらい、豊田さんと団結踊りに興じたシーンを思い出しています。みんな肩組んで泣きながら歌ってたな。

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by issei_tachikawa | 2009-11-11 12:10 | パルシステムで愛と協働の地域社会を | Comments(0)