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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

美味しい水、きれいな空気、青い空が欲しい!(加筆訂正再掲載)

1)1960年代初めまでは、東京都世田谷区岡本でも井戸水が飲めた
真夏はスイカを井戸水で冷やして食った。家の裏を流れる川(次太夫堀り)にはたくさんの魚、蛍、トンボなどの生き物がいた。前の田んぼには鷺の大群が。1963年頃のある日突然兄から、「もう井戸水のんだらだめだってさ。」と。なぜなのかは聞かなかった。それでも飲み続けたのか、すぐにやめたのか覚えていない。このころ戦後の経済高度成長による自然破壊・公害は頂点に達していた。東横線で多摩大橋を渡る際に、川の堰から風に吹き上げられて合成洗剤のあぶくが窓から入ってきて、ぼくの頬に止まった!

美味しい水、きれいな空気、青い空が欲しい!(加筆訂正再掲載)_f0153807_9544472.jpg玉川上水に誰かがハヤを放したら増えてきた。コミカフェ・ステッチ近くではそろそろホタルが舞う。まだ間に合う!
美味しい水、きれいな空気、青い空が欲しい!(加筆訂正再掲載)_c0219972_14515473.jpg

2)水の力 5日間の断食シットイン
1983年、学生寮の自主管理を守るために学校当局の対抗して5日間断食闘争をした。教養部正門の近くにテントを張り勇士5人で泊まりこんだ。5日間ぬるま湯と若干の塩以外は何も口にしなかった。「今どきハンストなんてはやらんよ。ポーズだけで実際は食べながらやるほうがエエ」とある数学者はいってくれたが、われわれは正直だった。若いやつらは、昼間の授業、バイトにいつもどおり出ていた。体育の授業だってさぼらなかった。水と塩だけで5日間もったということは、水の力の偉大さと信念パワー、若さの証明だろう。

美味しい水、きれいな空気、青い空が欲しい!(加筆訂正再掲載)_f0153807_9583158.jpg玉川上水の水が涸れてしまったらどうなるのか。自然の渓谷はボロボロと崩れ落ちて崩壊する。小平市民の運動で下水を浄化し上水に流し込むことで清流を復活させた。その拠点がコミカフェ「シントン」(西武国分寺線鷹の台駅前商店街)なのです。オウナー碇山さんは「行政や大学の先生や商店街の人にも呼びかけて粘り強く学習会を継続しながら」賛同者を集めていきました。彼と会った時の思い出を大切にして僕は生きています。「シントン」詳細については『100万人の人間力2』(彩雲出版 242ページに書きました。)

3)水道水は安全か、MWはヘルシイか
「外国からマグネシウム過剰のミネラルウォーターを輸入して、ありがたそうに飲むなんていう現状はおかしい。水道水の方がマシだ。」という研究者もいる。逆に「強い塩素で殺菌消毒する過程でトリハロメタンなどの発ガン物質が形成されるので良くない。」という主張も多い。正確なところは良くわからないが、最近50年間の死亡原因でがんがトップを占めている事実の背景に飲み水の汚染があることは間違いない。

美味しい水、きれいな空気、青い空が欲しい!(加筆訂正再掲載)_f0153807_1081122.jpg同じ玉川上水でも立川市内に入ると渓谷というより運河的風景になる。どちらが気持ちがいいでしょうか。答は明白だね。運河を渓谷に戻すことは可能か。ぼくは出来ると信じたい。ソウルのどぶ川をトンボや雑魚、水草や野草でいっぱいの自然豊な川に蘇生させた力は何か?!民衆の、政治家の、行政の、企業の、大学などの力を総結集すれば良い。あきらめない、急がない、求めよ!

4)毒にまみれながらも生き延びる強さ(免疫力)を
米炊き、味噌汁、麺類などには、パルシステム東京で買った浄水器でろ過した水か店舗生協の純水を使う。ポット式の浄水器と木炭も併用している。コストが安いのが魅力だが、本当のところ完璧に安全な水などはないものねだり。毒にまみれながらも生き延びる強さ(免疫力)を養うしかないだろう。

5)あるときの直感(50歳前後の記憶)
「生命がいない液体」(ジュース・お茶類)よりも、生に近い水をもっと飲むほうがヘルシイではないかと思ってミネラルウォーターをもちあるくようになった。何人かの先人の意見も伺ってから、食前1時間前くらいにコップ1杯くらいの水を呑むようになった。山梨県白州町からの水(紙パック)をパルシステム東京で共同購入して飲むようになってから、風邪も引かなくなってきた。今のところは結果がいいので続けている。
人間の体の60~70%は水分で、40%が細胞液、5%が血漿液、他は組織液(?)。1日に失う量は個人差運動量などで違うが、約2~2.5㍑2%失うとのどがからからになったり、10%のロスで生命危険、20%以上は死に至る。でも、水さえ飲んでいれば、断食してもしばらくは生きていられる。
都会でも美味しい井戸水と星がみえる青い空を取り戻そう。食・農をテーマにする社会的連携・地域協働の取り組みをすすめよう。これからつくる「ケアハウスネット」ワークの売りの一つはおいしい水・きれいな空気・青い空になるだろう。

美味しい水、きれいな空気、青い空が欲しい!(加筆訂正再掲載)_f0153807_10221294.jpgその気になって地域連携協働してやればできるの事例。渋谷区、某商社、NPOが連携協働して笹塚(京王線)の玉川上水自然風景を復活させました。話違いますが、都心のビル屋上で貸し農園ができてるそうですね。多様な生き物が共生できる環境をととのえることは、私たちの子や孫に対する責任だと思います。
by issei_tachikawa | 2010-06-09 11:22 | 脱原発・自然エネルギー産業の拡大 | Comments(0)