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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

変人か奇人か、いや恩人だ

変人か奇人か、いや恩人だ_c0219972_12293177.jpg近所に面白い友達(人生の先輩、恩人でもある)がいる。西武拝島線玉川上水駅北口の「サンエトワール」(パン屋さん風のカフェ)の経営者(この言葉に違和感あり) 福嶋さん。トシはオレより3つ上。
何がユニークかって?実例を紹介。
青梅の家で鶏を何十羽も飼っている。うこっけいもいる。夜明けの鳴き声はすさまじいらしい。で近所の評判は悪くないと思う。彼ってサービス精神とユーモアたっぷりだから。これはおれの推察ですが。嫌われないと思う。
あと、カフェに奥多摩鹿のあご骨を持ってきて、見せてくれるのはうれしいが、回りの目が気になる。これっておれが気い使うことじゃないのかもしれないが(笑い)彼は無邪気に笑いながら見せる。
そしてこれは極めつけの悲しい笑い話。ある日「オレ、ダチョウ飼ってんだよ。」という。「見せてやるよ。」というのでパン製造所の裏に回ると大きな保温器が置いてある。ドアを開けたら中は雪国でなくてダチョウだった。身長30cmくらいだった。ひえー!「卵からかえったんだよ。」ということ。予想通りダチョウは亡くなった。無理だよ保温器の中では。
彼の友達もまた面白い。オレの後から60代と思われる夫婦が、入ってくるなりかばんから出したものは、なんと、でっかい青大将(!)だった。しかも生きている。実はオレの天敵なのだ。田植えが恐いのはマムシが出るかもしれないから。自然は恐い面もある、優しいだけじゃない。
もう一人の大先輩、元海軍大佐は残念ながら88歳で数年前に他界された。エリート家族だがいやらしい感じはない。根っからのエリートなのだろう。つまり成り上がりではないということ。(逆差別かな?)
福嶋さんには桜ヶ丘団地拡大の際に、多大なご支援いただいた。試食会を彼のお店(ライブハウスレストラン「らるご」)で開けたのだ。調理場で無添加ハムソー焼いて出し食べながら生協の説明会をやったので、効果ダントツ。おかげで各号棟に1~3班、団地全体で10班以上を一挙につくれた。鮮魚市場や卵や豆腐の「個配」を実験的に始めたり、豊な発想が生まれた。なつかしき共同購入だけでの競合時代。
ということを書いていて気になるのはオレのこと。おれは変人なのか奇人なのか?たぶん、彼に比べれば凡人だと思う。でもいい。「自分を精一杯生きる」というのは、直木賞取った女性の台詞だが、以前は感覚的に嫌だったこのようなミーイズムも受け入れられるようになってきた。健太さん(芥川賞受賞作家、無頼派)と人間存在メダルの表裏の関係なのだろう。「全てに理あり」これはおれのツイット(つぶやき)。人間生き物自然と宇宙は多様だから面白い。
by issei_tachikawa | 2011-02-21 12:28 | 気になる友達シリーズ | Comments(0)