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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

さんきゅうハウス当番日

新しいスタッフさんが何から何までやってくれるので手持ち無沙汰でボーっとしながら考えている。
こんなとこでもなけりゃOさんとここで話してるなんてことはなかったですよね。」
「そうですねー。」
なんてやり取りをしていると、利用者さんが入ってくる。最初の人は常連さん。直ぐに風呂、んで昼飯は、魚肉ソーセージと卵の炒め物、漬物(野沢菜)、味噌汁(具は豆腐にわかめ)。2時間ほどくつろいでから再び市内へ。
「今日は少ないですねえ。」と話をしていたら、2人目の方が。50代の男性、初利用らしい。料金についてたずねる。無料ですといってもまだ何か済まない信じられないような表情。
「どこかで聞いてきましたか?」
「ともだちから。」
と聞いただけで、すぐに入浴してもらった。名も知らぬ友達どうし、野宿者と支援者、細かいことは聞かないで風呂・飯・着替え・休憩・コミニケーション&コンサル・生活保護申請サポート・血圧測定、緊急の場合は入院手配などもしている。
「こんなとこでもなければ・・」と言うのが実感である。知らない人同士がさんきゅうハウスで出会える。はたからみれば何の変哲も無いただのアパート1階の2DKだが、ぼくらにとっては憩いの場所なのだ。
利用者の方が「そうかおれはたまたま野宿に追い込まれたんだ。まだこれからやり直せるんだ。なんとかやってみよう。」と一念発起できる場所にもなればうれしい。
ここを拠点にして、他の地域にも同じような共同空間が増えるといい。社会的弱者(高齢単身者、障がい者、養護施設居住者、子ども、在日など)が集える場機会(シンポジウム、デモ)を創ると良い。格差と貧困の無い社会には程遠い現実ですが、急がない・あきらめないで着実に歩んでいこう。
◎記者会見はやめて、主要新聞各社、TV局に寄付要請文を送付することにしたそうです。「利用者」のお誕生日会などの提案も出ています。
◎立川市女性総合センターアイムに、5月22日(日)午後の予約に行ったら、CIL(立川自立生活センター)の野口さんに会った。久しぶりー!「今どのへんで活動してるの?」と聞いたら「東京周辺」(笑い)と言う答えでした。60歳少しやせ気味ですが顔色も良くて元気そうでした。
by issei_tachikawa | 2011-03-09 13:52 | さんきゅうハウス活動 | Comments(0)