人気ブログランキング | 話題のタグを見る

どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

原子力推進の自民党と民主党、同じアナの狢)(むじな)

「自民党の谷垣禎一総裁は31日午後の記者会見で、日本の原子力政策の見直しについて「諸外国みなが見直すと世界中のエネルギー需要の変更につながるので、視野を大きく取りながら組み立てないといけない」と述べ、慎重に検討すべきだとの見方を示した。

 谷垣氏は17日の記者会見で「原子力政策の推進は難しい状況になった。事故を速やかに総括・分析し、新しい対応を打ち出さないといけない」と指摘。原発推進の方針を見直す考えを表明していたが、慎重姿勢に後退した格好だ。

 原子力政策に関する党の新たな基本方針はエネルギー政策合同会議(甘利明委員長)で取りまとめる予定で、谷垣氏は「小手先の提言では済まないので、若干問題点を整理するには時間がかかるだろう」との見通しも示した。

 水道水騒ぎで被害を受けている東京都民が「何で東北の電気のためにわれわれが被害を受けるのか」と怒っているという話もあるそうですが、あるMLにそれについて書きました。福島県知事は東電会長の(まだ原発事故が現在進行形なのに廃炉など今後の見通しについて語る)会見に「怒りを爆発させた」そうですが、怒りを「自粛」させては、「プルサーマル」「核燃料サイクル」「原発輸出」推進をなお諦めていない勢力、「原子力政策の見直し」へのバックラッシュを狙っている勢力をつけ上がらせるだけです。今こそ、ドイツのように原発推進勢力の息の根を止めるぐらいに民衆の怒りを爆発させる時であると思います。そして、あるべき公正な社会とは何か、市民が再考する機会であると思います。 

「東電の原発がなぜ福島にあるのかという根本的な矛盾も本当にそうだと思います。東京都民が水道水で大騒動しているときに、福島原発でつくった電気を使っていたのは実は自分たちであった、それなのに「僻地」に原発を追いやり福島の人たちに避難生活を強いている、事故前も「原発ジプシー」と呼ばれる「原発奴隷」の被曝労働とウラン採掘鉱山での先住民族の被曝という何重もの犠牲の上に自分たちの生活が成り立っていたことにどれほど考えが及んでいるのか、今回の事故に際して、本当はそうしたところまで徹底的に市民の間で議論して、今の不公正な社会システムのままでいいのかというところまで議論を深めないと、事故が沈静化した後、再び原発依存の成長至上主義の社会が復活するのではと危惧しています。以下の記事のように、10兆円を超えるとも言われる賠償や数十年かかるといわれる福島第一原発の廃炉・石棺化を前にして東電自体、企業の存続がどうなるかわからない状況だというのに、まだ、プルサーマルや燃料サイクルを進めることをこうした連中は諦めていないのです。」

京都のUさんからのメールです。3/11以降毎日来ています。ためになるよ。社会運動のアウトプット(直接的・個別具体的・見える化しやすい成果)とアウトカム(間接的・地域社会連携的=ネットワーク活性化・見えるかの工夫が必要、中長期的総合的な地域社会の人・金・情報・モノの動きの変化をどれだけもたらしたか、数値化できる部分)がとわれています。
『ドラッカーが首相になったら』というのを幸福の科学(大川りゅうほう)サンが出してるらしいな。
by issei_tachikawa | 2011-04-01 09:21 | 脱原発・自然エネルギー産業の拡大 | Comments(0)