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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

エネルギーも地産地消へ

エネルギーも地産地消へ_c0219972_2074938.jpg孫正義さんが提案している代替エネルギー構想は実現できると思う。民主党国会議員へのプレゼンをユーチューブで見た。
これはわかりやすい。利益誘導型、ごいっしょに的な提案が受けていた。それに、官総理自身が以前いったことを例に引きながら、自分の提案を重ねて説明するという手法も抜け目が無い。聞いているともう出来たような気分になってくる。(乗りやすいアンタ俺だから、っていわないでね)
しかし「東日本ソーラーベルト構想」の全国展開には前提要件がある。
・電気の発電、送電、配電、売電の10大電力会社による独占体制を変えること。個人や企業による発電(ソーラー、水車、地熱、バイオ、風力など)の自由化と売電条件の改善が問われる。20年の契約で1kw60円以上くらいにというのが孫さんの提案だ。さっそく、提案書を林君(武蔵村山市で目高舎という市民活動を半世紀やっている友達)に見せた。
・シビアな意見も出た。「原発依存はそう簡単には終わらないよ。今回の選挙でも多くの日本人は人ごとだったから。それにソーラーは痛みも早いし、メンテにもてまがかかる。それほどコストダウンできるとは思えない。もう人類は滅亡するしかないよ。」という話まで出た。そういえば先日、おくさんと親戚が宮城の石巻で被災した清水くんとの話にも滅亡論が飛び出した。
・それはそれで何回も論議して変えていくしかない。ポイントは地域でどれだけのエネルギーを生み出して使えるかだ。数年前に、議員の大沢君からの提案で、「いろりん」(障害者のお泊りハウス)の屋根にソーラーを設置した。オレも1万円出資した。配当は出ていませんが少し売電するくらいは発電しているらしい。
・そのとき大沢君が言っていた。「立川市内の小中学校の屋根にソーラーを設置して売電できるような仕組みをつくりたい。」と。これはこれからの課題だと思う。
・孫正義さんは、本気だと思う。原発の新規建設は相当難しくなった。どう考えても、今までのように札束ちらつかせてバカスカつくりまくるというわけにはいくまい。それどころか浜岡などで停止中の原発を再開するだけでも地元からの反対が出ている。そして六ヶ所村へのプレッシャーも高まる。原発電気と他の電気とのコスト比較だって事故後の処理や廃炉までのコスト、交付金額を算入すれば、ゲンパツの方が高くつくことになることは為政者や電力会社の経営者の方は既に気づいている。データを隠しているだけだと思う。
・要するに、もう原発依存の時代はとうの昔に終わっていて、化石燃料にも量的質的な限界があるのだから、代替エネルギーを何年間で何%まで増やすかのビジョン作りが求められているのだと思う。ここを乗り越えれば恐竜にならなくても済む。子々孫々の命に対するおれたちの責務でもある。
「立川市内で何ができるか」と、他の地域とどうやって繋がるかを考えています。これってけっこう面白い計画になるよ。真夏の電気?ノープロブレム、徹底した節電と一時的な火力発電復活で十分対応できますから。コンビニ見回り結果:セブン=蛍光灯60分の20本消灯、30%以上節電実行中。ファミマー、サンクスも同様。昨日の電気供給量は、4000万kwh、需要は3800万kwh、関西電力管内では、あいかわらず1500万kwhも余剰電力が生まれている。西の原発依存度は50~58%。こりない関西電力経営者、民主党政権、いつくるか予知できない地震津波やトルネード、一刻も早く原発を止めるべし。ストップザエクステインクション!
by issei_tachikawa | 2011-04-29 20:03 | 脱原発・自然エネルギー産業の拡大 | Comments(0)