どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

ハンズオン支援  ってなんだろう

c0219972_1046589.jpg2007年度「食・農コミュニテイビジネス・モデル事業」開始以来やってきたこと、考えたことをまとめてみます。
「ハンズオン」(hand’s on)とはウェブスター(英英辞辞典)によれば、「現場に出て活動しながら行う支援活動や教育訓練のこと」である。
Q1.誰が誰を支援するのか?
〈答え)
パルシステムが地域の皆さんといっしょに地域で地域のために提案する「セカンドステージ事業」の一環として、外部化した中間支援組織(地域セカンドリーグ)が、地域のCB/SBを支援するのです。支援の主体は本来は地域セカンドリーグです。支援室で企画立案し、これまで経営資源を投入してきましたが、これは過度的な対応だと思います。主旨を徹底して効果を高めるために、今後は役割分担等が問われます。
Q2.何を狙っているのですか?モデル事業の目的は何ですか?
〈答え)
モデルですから、それにふさわしい事業活動(その主体=プロヂューサー、プレーヤー、サポーター、つながる諸個人・諸団体)をつくることです。
Q3.何に役立つのですか?
〈答え)
支援するNPOさんが、事業継続に必要な経営資源を育てることに繋がります。継続=マネジメント+人間力、アウトプット(直接的な成果、経営資源的)、アウトカム(間接的・中長期的な地域力の変革、改革成果、知り合う・つながる・誘われる・変る=他動詞的変化⇒見つける、出会う、つなげる、動く、変える=自動詞的変化)
他の地域のCB/SBプレーヤーにとっての参考モデルになります。
セカンドリーグ(地域と支援室)にとっては、パルシステムが培ってきた産直のネットワーク、組合員活動、経営資源を地域に開放して連携協働のCB/SB支援を行う際のモデルになります。
Q4.具体的には何を提供するのですか
〈答え)
これまでの成功事例、経営アドバイス(専門家派遣)、支援金、中間報告会、成果報告会などです。「あったかいお金」を回す仕組みはまだ実験段階です。「個配のセカンドステージ的供給の仕組み」提案もまだこれからです。
Q5.他の支援事業との違いを教えてください。
〈答え)
1.長いつきあいでの信頼関係を育める⇒双方の事業継続力が強くなる
2.生データが入手可能になり経営の中身がわかる(守秘義務発生)
3.NPO自身が自分らの活動、経営資源のすばらしさ(光り輝く部分)に気がつくことも多い(支援者自身も)
4.地域の人と人とのつながり、付き合いの感情のひだまで5覚+直感的ひらめきで感じることができる。
5.認識され理解され移植されるモデルは、つねにING(現在進行形、変化している=生き物)として説明可能になる。
◎カネだけ出して(助成金)、現場に行かないで(行っても1回から数回だけで)、CBの何がわかるでしょうか?「資金提供はありがたいですが口は出さないで欲しい。」といわれるのは、契約社会での市民意識を超えていないからかもしれません。CB世界で、ウインウインの関係などともいわれますが、フィフテイフィフテイとは意味が違うと思います。
地域で成功する経営者は、損して元取る以上のかかわりをしています。
事例1:NPO法人 高齢社会の食と職を『考えるチャンプルーの会の紀平さん、田中さん、本田さん、小圷さんはリーダー(経営トップ)として表からも見えやすいですが、ハンズオン支援していると、数十名のスタッフやボランテイアさん、サポーターの地域・家庭でのつながりまで見えてくる。なぜ13年間存続できたのか、これから10年間何やりたいのか、どうするか、希望(暮らし課題解決事業のセカンドステージ、愛と協働の道筋)がみえてくる、それを現場と活動の主体と中間支援のメンバーが共有できることがハンズオン支援のすばらしさであり、そうなってほしいというのがイッセーの願いです。
10年後のサラを想像すると、胸がワクワクしてくる。
事例2:NPO法人 すぎとSOHOくらぶ 押切りさん、セカンドリーグ埼玉副理事長で活躍、支援室WEBでもお世話になっています。豊島さんも実践起業塾などで繋がっています。飲み会、里山整備支援、選挙応援などモデル事業以外でもハンズオンのお付き合いで信頼関係を育んできました。
◎ラストのシビアなテーマ。経営事業体としての内と外。この差異、壁は消せません。でも限りなく薄く、透明にして聞く努力が必要です。身体を張って、身を粉にして、損して得を度外視、捨て身、他力本願、気に入ってもらえ、子どもには手を振れ、仲良くなれ、3Qトーク、習うより慣れろ。
「善人なをもて往生とぐ、いかにいわんや悪人をや」 
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by issei_tachikawa | 2011-06-30 09:13 | NPO,CB,SB論 | Comments(0)