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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

「ちょっといっぷく」で幸せ気分

「ちょっといっぷく」で幸せ気分_c0219972_64839100.jpg鷹の台の「シントン」で松崎ますみさんの銅版画*新聞絵に囲まれながら、作者と交流できて幸せでした。いくつかの気づきを触発していただきました。今までぼやっと考えてきた「事実」を仮説にできました。松崎さんありがとう。でも、お友達とコミニケーションする時間を削ってしまったのでごめんなさいね。許してください。

「ちょっといっぷく」で幸せ気分_c0219972_6491330.jpg仮説1.おれが生まれたとき、親父が「イッセー」で出生届してきたのに、いつの間にか回りは俺を「カズマサ」と呼ぶようになっていた理由は、教会の先生からのアドバイス(親父にとっては神の進言そのもの)だったのではないかということ。つまり「神の世界で序列にこだわるような名前をつけるのはいかがなものか?」といわれたのではないかと感じました。

「ちょっといっぷく」で幸せ気分_c0219972_6493939.jpg仮説2.二子玉小学校4年の運動会で、Tくんの母にうちの母に不快感を感じた理由は何だったのかの答え。母は「カズマサは何もいわなくてもよく勉強してくれるんで助かりますよ。」といっていた。これが自慢話に聞こえて、いやだった。事実ぼくは特に家で勉強はしていなかったはずだし、他人を押しのけたり、自分が一番になるのを求めていたわけではなく、みんなで楽しく仲良く遊んだりくらしたりしたかっただけなのですから。「序列で人の価値を判断するんじゃない!」とぼくはいいたかったのかもしれない。

「ちょっといっぷく」で幸せ気分_c0219972_650918.jpg仮説3.近くに武蔵野美術大学があるので、なにげなく宮本常一さんの「土佐源氏」「忘れられた日本人」が話題になりました。宮本さんは、一度話し込んだ相手のところに必ず再訪問したそうですがその理由はなんだったのか?「先方がもう一度会いたがっているから」というのが根本ではないか?つまり彼にとって作品の完成とか世に認められたいという欲望よりも寂しい人の気持ちを優先したかったのではないかということ。情けの人、よくわかる。

「ちょっといっぷく」で幸せ気分_c0219972_6503718.jpgほかにもたくさんお話できて幸せでした。自分でもびっくりしたくらいに舌が軽くなってしまってあらぬことを口走ったかもしれません。だったらすみませんでしたが、僕の心を素直に少年の頃に戻してくれる空間を設計してくださった松崎さんと、シントンさんに感謝します。クロは今日もマイペースで寝ています。
◎イマジネーションを刺激してくれる愉快な個展でした。「イメージを形にして人に見てもらえる」このチャンスをものにできるってのは幸せだね。ワンフォーオール オールフォーワン(一人は万人のために、万人は一人のために) 都留市の方向から天に向かってお祈りを 自然の力 魂の自己回復能力 神の国は足元にあり かなー
by issei_tachikawa | 2012-05-01 06:29 | 絵画 | Comments(0)