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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

デモは社会を変える有効な手段です ~民主主義を問う市民たち~

デモは社会を変える有効な手段です ~民主主義を問う市民たち~_c0219972_5234989.jpgNHK「クローズアップ現代」7月26日(木)昨晩放送されましたよ!
   
毎週金曜日、首相官邸前で「脱原発」を訴えるデモ。政治や社会運動とは無縁だった介護士や会社員がツイッターなどで呼びかけたところ、参加者が爆発的に増え、数万人規模にまで広がっている。「政党や労働組合が組織的に動員する旧来型のデモと異なり、ネットなどで情報を得た個人が自発的に参加しているのが大きな特徴」といわれています。参加者は、子連れの主婦、仕事帰りの会社員、高齢者など多岐にわたります。さらにデモで知り合った“デモ友”同士が交流を深め、脱原発以外のテーマで連携する動きも出ています。「いまなぜ、人々はデモに集うのか。民主主義のあり方を問う市民たちの姿を追う。」の映像でした。

http://www.nhk.or.jp/gendai/yotei/index_yotei_3235.html


やはり3月11日事態と福島原発事故から大飯原発再稼動やオスプレイ岩国搬入強行は、世直しを呼びかける天の啓示であったのですね。

日本人の80%は脱原発に傾いているのですから、このうねりは当然の帰結です。NHKがようやく「事実」を報道しました。読売新聞にも大いに期待しています。この時期を逃しては売上げにも影響しますからね、頑張りましょう。脱原発の報道が売上げを伸ばすのです。もはや脱原発デモは少数の社会運動家が仕掛けるものではなくなったのです。

1960年代のデモについては少し「事実」を開示しておきます。「過激な学生や組織動員された労組活動家」ばかりだったと思われるような報道が目立ちますが、現場にいたものの一人として「ただの市民も積極的に動いていた」ことを強調したいです。

例えば、1968年10月21日、深夜のJR新宿駅南口前甲州街道で、西側の機動隊の壁(阻止線)にダンプカーが突っ込みましたが、あの運転手は明らかにただの市民でした。集まっていた10万余のほとんどは「ベトナム戦争」に手を貸す自民党佐藤内閣へ抗議する市民でした。

1965年からのマスコミメディアの姿勢が変わって、ベトナム反戦運動の事実を正しく報道したのは1968年1月の『朝日ジャーナル』が最初でした。今回NHKを変えたのは、デモの力にも負うところ大だと思います。今日また金曜日、首相官邸へ。再稼動阻止、原発を廃炉に、なせば成る。
by issei_tachikawa | 2012-07-27 05:13 | 国内政治、市議選、国政選挙 | Comments(0)