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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

新さんきゅうハウスいよいよオープン

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昨日7時5分から9時まで、みのわ自治会さん(会長目黒さん、対策委員会のメンバーさん6名、お隣の成田さん3名)とさんきゅうハウス理事とスタッフ及びサポーターとで「回答書」をめぐって話あい(4回目)がもたれ、こちらとしてはオープンの決意を固めました。

確かに未だにホームレス(路上生活者)への差別や偏見、排除感覚は残っており、こちらがめざしているはずの(イッセーはこう考えています)たすけあいの地域づくりはこれからですが、法的な問題はクリアしていますので、自治会から寄せられた「不安」の声やリスク管理要請提案に関しては、問題が生じたときに1つ1つ誠心誠意対応していくことしました。

成果があったと思われる点は、お互いにコミニケーションができるようになったという事実です。これについては、「ごめんなさい」の気持ちを枕詞にするというイッセー流トークも少しは貢献したという気もします。分業・・・

特にお隣さんとは娘さんの「恐怖」を語っていただき、イッセーの姿や立ち居振る舞いが過去の嫌な記憶に結びつき、さんきゅうハウス反対のイデオロギーになってしまっていた点を摘出できたことは大きな成果でした。もちろんこれだけで全ての問題がクリアできたわけではありませんが、とりあえずのブレイクスルー(氷河突破)になったことは間違いありません。

あとは、スタッフの制服と名札着用でそうとうの人心融和が図れるでしょう。あと、大川さんから聞いた事実を支えにして「どこの誰かわからない人が利用者なのではない。住所が無い人もいるが管理者は利用者全員の『生活実情』について把握している。」ことを全員に知らせました。この安心惹起効果はそれなりだったのではないかと思います。

昨日は弁護士さん2名も参加していただきました。女性弁護士に寄せられた問い、「何か悪いことされるかもしれないと思わないのか」という質問にも彼女は堂々と答えました。「一切ありません。」と。さわやかな対応でした。

「3分の2は反対」という見解に対する「戸別訪問し説明に回ったところではそういう事実はない」という認識の相違は、いずれ埋まるでありましょう。孤独死が後を絶たない地域で単身独居でも気軽にたまれる落ち着いてゆっくりできる共同空間ができるのですから。羽衣町だけでなく立川市全体、そして東京や日本の都市全体にもっとたくさんの「たまり場」ができると良い。さんきゅうハウスはその1つの実現形態なのではないかと思います。

◎ちょうど同じ日に、パルシステム連合会理事長の山本伸司さんは、九州グリーンコープの抱撲館(ホームレスの人のための宿舎、80名収容可)視察されている。パルシステムも地域諸団体の支援協働連携たのむよ!まさにセカンドステージ事業だね。慈愛と協働、地域のため
by issei_tachikawa | 2012-11-02 09:12 | さんきゅうハウス・カフェ・対抗文化活動 | Comments(0)