セカンドリーグ神奈川法人化1周年、マンセー!
2013年 05月 30日
NPO法人セカンドリーグ神奈川の理事長、六角さんが退任され、昨日の理事会で、新理事長の岸さんが選出されたとのこと。1年目は主たる事業(コミカフェ起業支援、子育て支援事業への支援、人材育成、配送センターでの市場展開など)の基礎固めで大変苦労されたことでしょう。改めまして、六角さんおつかれさま!岸さん、これからよろしくお願いいたします。理事の皆様、事務局のみなさん、これからいっしょに地域活動の醍醐味を満喫しましょう。
パルシステムはもともと地域生協ですから、各家庭がいわば細胞であり、家の経営主体である女性や男性が出資、購買、運営の参加することで地域の暮らし課題解決の役割を発揮できます。ですから生協本体がさまざまの地域活動に積極的なかかわりをもつことになります。
なのにあえてリスクを承知で地域活動またはその支援活動を別組織にして委託事業も含めて展開する意義は何でしょうか?
1つは、地域活動や地域事業関係の経費がはっきりすると言うことではないかと思います。内部で1人の担当者が十手観音的な業務をこなしている状態ですと、地域のためにいくら使っているのかが鮮明になりません。外部化することで収益業務である個配の経営課題の次もより明白にみえてくるのではないか。
2つは、各エリアでの地域事業をそれぞれの経営資源をつなげて推進できるようになります。具体例をあげれば資金ですが、資金力の強いNPOバンクをつくれば地域貢献度は1つの地域でこじんまりとやるより高まるはず。フードバンクも、山梨や東京にあるNPO法人が協働連携できれば、地域貢献度が上がります。
さらに3つは、行政や金融機関、他のCBやNPO、大学や小学校などとの協働連携は外部化したセカンドリーグのほうがやりやすくなるし、融資や助成も受けやすくなります。今まで各地域生協が独自で推進してきた市民〔地域)活動助成活動の成果も高くなるでしょう。
これからが楽しみですね。パルシステムから定年退職者が地域に帰り、起業したり地域活動に係りながら生涯現役で福祉のまちづくりをしていけば、先日の大阪(DMが背景にある母さん28歳と息子さん3歳の餓死)のような事態も未然に防げるはずです。地域の暮らし課題は日々刻々変化し、新しい状況下で新しい事業や活動が問われます。セカンドリーグは地域の暮らし課題を、地域のみなさまと自組織の即自的な利害を超えてつながりながら心豊かな助けあいの地域、男女多世代他民族チャンプルーの地域を創造していきます。
一人は万人のために
万人は一人のために
喜びと痛み、両方for YOU(ウルフルズです)