Mさんからの贈り物、姜尚中『心』(集英社)
2013年 06月 18日
だからこのへんはさらりとかわして(ずるい!と言われそうだな主人公直広や与次郎に)この本を紹介してくれたAさんの思い出と今の生き方について書くだけにします。
彼女は10年ほどまえにだんなに先だたれて一人住まい。幸い2人のお子さん、2人のお孫さんが元気なのですくわれるが、腰や目悪くしてから外出するのが辛くなり、今はほとんど自宅に閉じこもり生活。
立川生協以来何回もチラシ投入にきてはいるが、1回もお会いしたことがない。その節はあまった商品をたくさん引き受けていただいたりしてお世話になった方の一人なので、昔の生協本部ご近所のお宅を1軒ずつまわってお礼をしなくてはならないのだが、今回はたまたまお天気が良くて、いついたノラニャンがなくので門まで出られたところにばったり再開したのだ。何かのお引き合わせかもしれない。
さっそく深々と頭を下げてお礼申し上げた。最初の表情は大変暗かった。もう何日も笑っていない、人と話していない様子でした。
でも話が盛り上がりふとわれに帰って時計をみたら約1時間過ぎていました。彼女は2人の高齢女性に毎日絵はがきを出して、ときどき電話したりして励ましているという。まさにこれは人を救い自分が救われることの証明だと思う。その彼女がいくつかのエピソード含めてこの本を紹介してくれたので読み始めたらもう1日が終わっていました。ギターとコルシカスミレ等の鉢植えをいただいて帰りました。