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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

新しい事業と運動を立ち上げる時の体験シミュレーション

一寸先は闇なので手探りですすむ。予期しなかった障害物にぶつかってきずつくことも。コレまでの常識でしか先を読めない人も必ずいる。つまり反対意見が出ないで、行け行けドンドンなんてありえないのです。
例えば、1986年立川生協時代、世の中「共同購入」しか考えられなかった時。ぼくが最初にむかついたのは、職員の言葉使いがえらそーだったこと。
「組合員教育」とかいっていた。えっ!?「あんたらがおっかさんからおそわるべきだよ。」って思ったが何もいえなかった。
あと、「1人班」って言葉を職員の多くが無媒介に使っていた。つまり生協事業で1人加入をを認めれば次のような結果になると言われていた。
1つは、愛と協働の仕組みが崩れる。
2つは、採算があわなくなる。コストがかさむので。
3つは、生協はつぶれる。
ぼくは何となくむかついていた。生協業界の常識は一定の真理をもちつつも、すでにゲンバでは共同購入の高邁な理想は十分にくずれていると気づいた。1986年の夏のことである。
もひとつの判断。1人でも仲間にしたい人がたくさんいた。桜ヶ丘団地のSさん、ムサムラのFさん、高松町のMさんなどなど。「友達がいないけれど入りたい。4万から5万はとる。」と約束して入っていただいた。
しかし職員会議では不評であった。反対ではないが「よっちゃんしかたねーなー、かってに1人班ふやして。」とよくいわれた。腹はたたなかったが、不思議にいうこと聞くきになれなかった。でもコハイはこんなに伸びるとは想像だにで来ませんでしたが。
そこで採った対策は主に3つ。
1つは、1人班と共同班を上手く組み合わせてコースを再編する。(タコ糸、待ち針=赤・黄・緑三色で班の所在地にピンポイント、ゼンリン地図コピー張り合わせ)
2つは、受注は1人用で取る。例えば、卵は1パック=10個で。発注と納品は、5kgで。届いたケースから10個ずつだして、パック詰め作業はすべて自分でやった。
3つめは、請求、1人分に分けて手入力していた。(だと思う)
たしか、東村山センターで丹治・瀧・長谷川3人がはりついてパルシステム(コハイ)の実験やりだしたときもこのスタイルに似ていたのではないかなー。
まあいずれにしても新しい事業と運動に抵抗はつきものです。成功に確信もって、ゆっくりむりしないで楽々歩みましょう。本日、月曜カフェ用の酵素玄米仕込んできました。えいさん&みやちゃんたのむよ!
by issei_tachikawa | 2015-06-20 14:39 | パルシステムで愛と協働の地域社会を | Comments(0)