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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

BAKADA大学11月授業「刑務所とやくざ」やりました

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(BAKA大さんきゅうバカ田大学3回目大成功でした)
大輔桑原の体験談『刑務所とヤクザ』、16名の参加者のうち、黙って人の言うこと聴けない高齢者が2人いてどうしたらよいのか、一寸考えましたが、率直に「とりあえず講師は準備していどんでますから、話を聞いてから自分の意見をいってくださいね。」とお願いしてことなきを得ました。(爆笑)
大輔の話の柱は、
1つ、刑務所では更生できないの実態(運動会、荒城の警務官同士でのかけごと、懲罰房、シホン(私本?)即売会、食事など)
2つ、獄入りの理由
3つ、任侠(やくざ)の道を歩んだ切っ掛け(なんと菅原文太さんの映画!)
4つ、体験が今に役立っているのか?反省はしているのか?
5つ、これからのさんきゅうハウスと自分、これからの目標
でした。
ヤクザと暴力団、何が違うのか?質問への答えは、「かたぎに迷惑かけないかどうか」ということ。おれも、小学校4年からぐれっぱなしで、高校1年で野球部に入るまでは、進学も就職も全く興味がなくて(ただの不良、ちんぴらです)、中1の時に、かつあげで成城警察に補導されて自宅謹慎の経験があるので、大輔の話(というかやつに人間性)に共感する部分があります。
暴力ってなんなの?この世で最悪の暴力は何か?がきの喧嘩と戦争の違いはなにか?日本の防衛ってなにから何を守ってるの?シールズや高校生が今立ち上がり、オールズ、ママ連が動き始めた理由は何なの?とか、参加者の皆さん実に真剣に考える1時間でした。
そして、後半は、その場で話したいとなのりでてくれたみやちゃんの「アルコール依存」体験談、これまた感じるところ多々ある話でした。「上から目線だけで呑むなというだけでは、問題は解決しない。」「明らかに有害なもの(原発、武器、たばこ、酒、ネオニコなど本質皆同じ)をつくり販売して儲けている産業と国家のありかたを問うべき」「みやちゃんにとっていま欲しいのはこれから生きていく希望だね」という話でもりあがりました。
AA(自助グループ)の取り組みについては、一定の評価はされましたが、問題の根本解決になるのか?という疑問符を消せませんでした。
最後に彼は言い切りました、「ぼくはアルコールやめられませんし、止める気もありません。」と。この本音を受け止めて、一緒に生きて行きます。ぼくがかれの金銭管理をさせていただいてます。今では「現物支給」に切り替えています。
by issei_tachikawa | 2015-11-23 13:02 | さんきゅう寺子屋(BAKA大改め) | Comments(0)