どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

孤立と自立、個人と連帯


ハロウインの渋谷、だったよな?「ひとりぼっち」の若者が、群れを求めて集まり始めているというテレビ報道、2年目だという。
へそまがりのおれには、なんか違和感が生じる。
ひとりっきりになれない日本人、集団の中でしか自己確認できない人々、そこで商売するマスコミだから、当然受け狙いに走る。
ここ一番の日に一緒に祝うともだちがいないって、不幸なんですよと報じる。それをきくと自分はどうかなーと問いかけるやつが増える。いや、存在している。こういう風景、もう50年間以上見続けながら、ふだんはなにげなくみてみないふりしてくらしている。
でも、逆のうれしいニュースも聞く。
今日のカフェで、トシさんから聞いた話。38歳の時、サラリーマンやめて、世界88か国放浪の旅に出た。南米のアコンカグア(6000m以上)に一人でのぼった。
7号目あたりで吹雪の夜を過ごした。強烈なアンデスの突風、テントを両手で支えながら徹夜したという。死ぬかもという恐怖、もう一人の自分と対話するしかない世界。
それを乗り越えて快晴の翌朝、頂上にたったときの歓喜!太陽がありがたい。
おれも似たような体験がある。キョウジュンでぱくられ23日間の拘置所ぐらし、壁に貼ってある規則を暗記するくらいに読み漁る。ひとりっきりっていう貴重な体験。
あと、京都のアパートで、誰とも話せない生活数か月、狭い部屋の左右の壁が閉まってくるような錯覚、ラジカセのテープを録音にして自分の声を入れる。それを聞きながら自分の声と対話する。まさにひとりぼっちなのだ。
がしかし、ものがたりはここからなのです。こういう体験があるから、ひとりで他とまじわれなくなっている人の、心中を察することができやすいのかもしれない、とおもう。人が怖い、人の目がつらい、でもひとがこいしい、どうしたらええねん、この悩みに答えようとする毎日が過ぎていきます。今日もいろいろありましたが、生きていてよかったです。

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Commented by メキシコのゆみ at 2017-02-03 07:57 x
イッセーさん今日は。今日の話に500%同感です!みんなと楽しんでる自分をSNSで発信とか、一人ご飯が恥ずかしいからトイレでランチとか、結局人の目を通してしか自分を捉えられないのはメチャクチャ残念!誰が見てよーが見ていなかろうが、一人のときはトコトン独りを掘り下げて、だからこそ人といるときはそれをまたトコトン楽しめたらいいな~と思います!どっちの時間も自分にとっての大事な時間。残念なことなんかしてるヒマも余裕もないのだ!
Commented by issei_tachikawa at 2017-02-04 15:48
> メキシコのゆみさん
つながってるんやねー、うれしいっす。はれるによろしくね。さいちぇん、かならずね。
by issei_tachikawa | 2017-02-02 20:19 | イッセー心理学、行動哲学、唯身論 | Comments(2)