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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

いまどきの戦争を考えるさいの参考資料です

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北朝鮮のミサイル報道について、いろんな人に聞いている。共通項は「こわい」という感情だ。これ自体が俺には怖くてたまらない。いったいこれから何が起こるのか?何を起こせばよいのか?その話にけりつける前提は、戦争論なのではないか。
問1:日本はかって外国軍隊に侵略されたことはあるのか?
答え:元寇のとき福岡市内まで侵入したらしいが、それ以降は・・に占領されている以外はない。問2:北朝鮮は日本を攻める気はあるのか?
答え:無い。攻めたらやられるのは、火を見るより明らかである。誰にやられるのか?米軍以外にない。いやそれ以前に、韓国軍と衝突し、どれだけの犠牲者が出るか?彼ら(北)はシミュレーションしているはずである。イラクのフセイン、リビアのカダフィの敗北の教訓を金じょうんはもっている。
問3:中国はどうか?日本をめぐる東アジア情勢は緊迫しているか?
そうは思えない。中国はドル保有と金塊に関心が強いだけで、日本列島を「チベット」にする気はまったくない。理由は、「支配の継続に資源がかかりすぎる」から。換言するなら「リスクとリターン比較でリスクが高すぎて、コストがかさむのが明白だから」なのだ。鉱物資源が乏しいというのも理由の一つ。
問4:冷戦時代とグローバリゼーション(今)の時代に比べて、周辺諸国からの侵略脅威は高まっているのか?
そうは思えない。むしろ逆に、9条の存在価値が見直されつつある。なのに、安倍内閣は、2015年9月18日に「安保法案」強行採決し、南スーダンに自衛隊増派、そしてアメリカ戦艦の補給やオスプレイの補給なども公然とやり続けている。
問5:自衛隊はなぜアメリカ軍の兵站を担わされているのか?日本の国土、日本人の生命財産を守るためなのか?「国家存立事態」が強調されているが、その明確な定義はだされていない。その理由は何か?
答え:今の戦争は、宣戦布告無き、大義名分がアンクリア(不明確)な戦争で、敵味方の区別すら難しい。前線、兵站という区分すらやりづらい。ましてや非戦闘区域、戦闘区域の線引きだって困難である。ゲリラはいつどのようにして、行為に移るか、誰もわからない。
〇要は、5兆円もかけて、軍備増強しても、何の役にも立たない。喜ぶのは、軍需産業(ロッキドーから三菱まで)、アメリカトランプ政権の点数稼ぎに熱心な人人、一部の研究者である。
by issei_tachikawa | 2017-10-03 19:03 | 国際政治(歴史、原理、批評) | Comments(0)