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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

さんきゅう強運な人々

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N崎さん、何とかなりそうです。吉田さんからの連絡がまだないので、いまいち不安も残りますが、神奈川県のどこかの「寮」に入れそうです。
64歳男性、つっこめば「もう死にたい、何の希望もない。」とおっしゃる。思わず同感,相槌打ってしまいそうになる自分にブレーキかける日々。
この間さんきゅうハウスの総力上げて支援しているのですが、はっきりもうしあげれば「おれたちのてにおえる相手じゃねー」というのが事実です。でもありきたりの「線引き」はしない。だから、さんきゅうハウスは最後のよりどころらしくて(光栄ではありますが、つらい)、のんだくれて夜にカフェのシャッター前で寝ているところを近所の方の通報でわかり、さんきゅうハウスに1ッぱく避難、一時的なシェルターといえば聞こえは良いですが、管理人さんや在寮者の皆さんにとってはえらいしごとです。徹夜になりかねない。
やむおえず、寝袋を渡して、厚手のジャンバーや1日分の食料を渡して、近所の公園で眠れるようにしたのですが、持っていた僅かの所持金で酎ハイを3本呑んで、よっぱらい、すべての「プレゼント」をおきっぱにして、いずこかに消えた。(これが11/20夜のこと)
月曜カフェでは、シェアランチ御馳走した。前の日だってお寿司屋おにぎり飲み物差し入れした。なのに「3日間何も食ってません。」とおっしゃる。もうすべてがぐちゃぐちゃなのです。
でも気張って考えました。
1つ、排除してはいけない。
2つ、見下しても行けない。
3つ、見捨てるな。同じ命なんですから。
4つ、希望なんかはこれから一緒に見つけていけばよい。
5つ、こごえしぬことだけはなんとしてでも避けたい。
と思っていましたら、今朝、11時に救急隊から電話で、「通行人からの通報で災害医療センターに搬入されました。」とのこと。
すぐに吉田さんに電話して直行してもらい、そのまま「保護」にかける段取りをしましたが、まだまだ「タタカイ」はこれからですとはいえ、路上での凍死は免れたので本当に良かったです。
●写真は、庭中に生い茂っていた桑の木の剪定が終わってすっきりした我が家の庭。近所の友達から「あったかいジャンパー」が届きました。手紙には「お元気ですか、お役に立つならどうぞ。一句:青い鳥 つかまるまいと 冬ごもる 花笑」
●別の友達は、家族で奥多摩に引越しだそうです。ちょうど畑の大根持っていたので、餞別にしました。「ちょうどこんばんおでんにしようとおもってたんでー」とうれしい反応。地域はええなー、がんばろーさんきゅう。

by issei_tachikawa | 2017-11-21 18:12 | さんきゅうハウス・カフェ・対抗文化活動 | Comments(0)