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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

事業活動、CSR、社会貢献、儲けること

企業形態論では、株式会社から国有企業まで様々の企業について、理念・使命・特徴などを教える。当然7種類の(賀川的分類)協同組合についても触れる。
CSRというのは、英語で言うと、コーポレーティブ・ソーシャル・レスポンシィビリテイ、日本語にすれば、企業の社会的責任のこと。生協関係者(組合員、職員)の中には、株式会社は営利目的企業などと決め付けて一線画そうとする人がいる。真面目で誠実な人に多いようだ。気持ちはわかるのですが、儲けを利害関係者(株主とか専従)だけで分配するだけでよい、いいかえればその会社の事業活動が社会に及ぼす影響などは関知しないなどという企業に先行きの展望はないと考えるべきであろう。いいかえれば、どんな形をとっていても、企業にはその事業活動の直接的成果物や間接的な成果が地域社会に及ぼす影響を問われている。
つまり、CSRというのは、企業であっても行政であっても大学や学校であっても活動を継続する限りは果たしていかなくてはならないテーマなのです。ですから最近はCSRからCをとって、SRとした国際評価基準も出来ています。(管轄はILO)
これにくらべると「社会貢献」というと少しニュアンスがかわります。例えば、どこかで大地震発生、生協は全国ネットでボランテイアを派遣し、たすけあい共済などの給付申請を助けるというような活動は、社会貢献活動といわれますが、CSRに比べるとその時限りでも十分な場合もあります。災害がおさまって、町や村が復興すれば元の活動に戻れます。つまり、CSRというのは、継続的にその事業体が果たしていくべき責任(責務)なのにたいして、社会貢献というのは、その事業体の活動が地域社会に及ぼした影響とか果たした役割(アウトカム)のことです。
CSRは儲けることで容易に果しつづけられます。もちろん儲かっていなくても(損得抜きで)果たさなくてはいけないSRも発生します。普天間基地は移転ではなくて、他の米軍基地も含めて本国にお引取り願う活動を続けるとか、原子力発電所の実態を調査しその危険性を世に問い原子力発電に依存しない生活スタイルをつくりだしていくなどがその具体例の一つです。
儲けについての罪悪感がなぜ生まれたのか、それはそれで大切なことなのか、それとも払拭すべき考え方なのか、いろいろ論議して見ると良いでしょう。
by issei_tachikawa | 2010-04-16 22:20 | パルシステムで愛と協働のまちづくりを | Comments(0)