おいしい井戸水が飲みたい、青い空を取り戻そう
2010年 04月 27日
1986年立川生協当時、団地で展示即売会の最中、マイクで合成洗剤を止めて水ばしょう石鹸を使おうと訴えていたら目頭が熱くなりました。小さい頃に遊んだ野山の風景を思い出したのです。バッタやイナゴやたくさんの生き物たちを復活させる手はないのか?【高成長前の世田谷区岡本2丁目、次太夫堀、聖華堂文庫の風景、生き物たち、子どもの遊び、食い物】
・白鷺の群が、夕方、自宅南側の田んぼからいっせいに飛び立ち、ねぐら(裏山の杉林)に帰ります。杉の木に白い花が咲いたよう。屋根の上を彼らが通り過ぎる羽音はまさに・・・・(大音量)でした。
・たなご、めだか、鮒、おいかわ、雷魚等の川魚は澄んだ水にしか住めません。故郷の川ではほとんどの淡水魚は絶滅しました。鯉は神田川の汚水でも生き延びていますが。
(3角網とかいぼり)
3角網もって100mもあるくとバケツに2杯位は楽に取れました。ザリガニを七輪で焼いて食べました。
19歳のとき、学生運動で疲れたときに草むらで寝転びながら見上げた青空は夢にもでてきました。
家の西、南は、畑やたんぼ、多摩川からの砂利搬出用を改造した路面電車が走っていて、来る前の信号音を聞いたら家を出ます。終点から引返してくる電車に最寄り駅で乗る良いタイミングなのです。
・早朝の昆虫採集、夜の虫取りツールはたらいに水を張って
日の出前に、裏の神社を越えて栗林にいくと、カブトムシ、クワガタ等がたくさん取れました。
たんぼには、たくさんのイナゴやバッタがいて、秋の刈入れ直前に稲穂をたれた田んぼのあぜ道を稲かきわけて帰る途中、左右に逃げます。いなごは持ち帰り炒めて砂糖醤油で味付けして、翌日の弁当のおかずになったことも。
・せみ、とんぼに感じる季節の移り変わり
春ゼミから始まって、にいにい、あぶら、みんみんゼミが鳴くと真夏の気配、さらにつくつくほうし、そしてカカカナが鳴くと秋の訪れを感じたものでした。真夏の鬼やんま、銀やんま(チャン)、しおから、秋のみやまあかね等、とんぼも豊富でした。去年の10月、佐渡の野浦村で銀やんまに出会いました。50年ぶり?
・野犬、犬殺し
何10匹もの犬の群れが吠えながら庭に入ってくると、それはもうほとんどアフリカなのです。それくらいたくさんの飼い主不詳の犬が、1950年代初めまでは東京の世田谷にもいたのに、都市化に伴っていつのまにかいなくなってしまいました。時々飼い犬さえもがいなくなることがあり、探しても見つからないときは「犬殺し」にやられたんだろうと噂が立ちました。1970年代末、東京最後の野犬(有明アリータ)が薬殺されました。合掌
・【庭や裏山に生えていた果物】
あけび、むべ、柿、栗、いちじく、さくらんぼ、しいのみなど、をよく食べました。やはり旬で取り立てが最高にうまい。I万年以上も続いたとされる縄文時代の食の豊かさを想像できますね。
・みみずく、ふくろう、食用がえる、犬の声などを聞いていると訪れてくる睡魔に身をゆだねながら眠りにつく。
・隣の神谷さんの電気冷蔵庫は、3ドア大型US製、中にはりんごデリシャス、バナナ(当時は高級品)、ロースハムなどが。比べて、我が家の氷冷蔵庫は、ドアを開けると乾物の匂いがただよった。因みに子どもの頃家で食べたりんごは国光、紅玉などの国産だけ。自動車の所有者は近所では、神谷さんだけ。長男昭男チャンは小学校入学以前に近所にいた唯一人の友達でした。
・今どこの家庭にもある家電はどこにも無い。だから良かったんですね。とくに子ども達は自分たちで遊びを考え出し、いつも厳しい自然の中で世代を越えて繫がりあい、喧嘩も前より仲良くなる切っかけになり、心身ともに強くなれました。
・ある日突然兄から「もう井戸水飲んじゃいけないんだってさ。」と言われました。それまでは、井戸に冷やしたスイカが楽しみでしたし、のどがかわけば手押し井戸の水というのが普通でした。1962~64、自由が丘から武蔵小杉に東横線で向かう途中、頬に泡が止まったので下を見たら、瀧が落下する部分にできる泡が風で舞い上がり窓から吹き込んできたのでした。(合成洗剤使用規制は皆無だった)
チクロ入りコーラ発売は中学1年時、日本人は次第に缶ものに中毒していきました。2010年になっても飲料メーカーは世界中で缶やペット飲料を売りまくり大もうけしています。「死んだ液体」より「生きた水」を飲もう!
・中国の環境汚染は日本の高度成長末期に類似していて、地球環境に及ぼす悪影響はかっての日本の比ではありません。
・忘れてはならない公害問題、企業の責任:イタイイタイ病(水銀中毒、カドミウム汚染)、四日市、川崎等の喘息、光化学スモッグと酸性雨⇒府中駅北口府中街道のけやきの大木が枯れた!食品添加物(防腐剤のFO2が豆腐に)、農薬空中散布、輸入レモンに防カビ剤、カネミ油、森永ヒ素ミルク、水俣病などの問題。
・ 「環境破壊」「環境保護」「温暖化」という抽象的表現だけでは、ことの重大性は十分に表せません。個別具体的な例を挙げながら次世代に伝えていきたい。因みに、自分の嫌いな生物は蛇ですが、近所ではほとんどいなくなってしまいました。でも自分はうれしくありません。台所に出たムカデ、天井から落下した腐敗した大蛇の死骸、壁を這い上って逃げるヤモリの存在は人間が安心して生活できる環境のシンボル(自然の神)でしたから。
・高度経済成長は自然生態系を破壊し、河川の汚染を通じて飲み水の安全性を低下させて自然の生き物たちを殺しました。企業、行政、家庭、個人が行ってきた環境破壊行為のつけは結局自分や子どもたちに回ってくるのだというメカニズムを説明して、できることから改善していきましょう。少し前の日本人の生活を復活させよう。ソウルの河川の生態系復活実験から学べるものはなに?!
・千手小橋西側の玉川上水(砂川6丁目)に蛍復活、SSC(ステッチサポートクラブ)で観察会しましょうか?
5~6月の夜 7時~8時頃に乱舞が見られるかも

