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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

共済キャンペーンの教訓

共済キャンペーンの教訓_c0219972_203897.jpg2003年から3年間、毎年夏冬2回、2週間から3週間のキャンペーンをやりました。そのときのドラマ、エピソードです。
・配達車両に同乗して組合員のお宅までいってお勧めします。その時ゆめコープ横浜南センター(委託先は㈱アシスト、車両台数60台くらい)の進捗がかんばしくないとの判断で、7月キャンペーン終了まであと1週間の月曜日に、Kさんの車に同乗した。
・くそ暑いので彼はペットボトル2本も冷やしてもっていく。午前中は途中で彼女に電話入れたりして余裕の展開。でも午後になっても決まらないので胸がざわざわしてくる。ゼロだったらどうしようかと不安にもなる。自分との戦いがつづく。あっという間に7時が過ぎ、8時も過ぎ、さすが9時過ぎには声かけらんないよなと心配だったが、8時すぎて1件話し込んだ。センターでの学習会、ロールプレーイング、自己学習などで詰め込んだ知識を駆使して加入をおすすめする。「保険はたくさんはいってるんで」とか「主人に聞いてみないと」とかお決まりの断り文句がでてくる。その人はKくんのことは気に入ってるらしいがなかなかうんとは言わない。でも最後は押しのいってでついに家族3名の加入書をいただくことができた。飯も食わず、休憩もとらずに3件ゲット。腹が痛いのも乗り越えてようやく3件とれた。
トラックに帰るやいなや彼としっかり握手して喜びを共有した。「よかったこれでセンターに帰れる。」帰ったら食堂におにぎり、漬物(たくあん)、味噌汁、無茶ちゃ園のみかんがきていて、腹を減らした担当者達がおいしそうに食っていた。彼ら優先なのでオレは食わないで話を聞いている。廊下のタバコスペースで今日の武勇伝が語られる。当時部長だった瀬戸さんも来ている。話を聞くのが仕事になって定着しているようだ。「コレはひとつの立派なマネジメントだな。」と感じた。トップが現場を回れればこれほど良いことはない。
・友人の某企業副社長も、先週からトレーニングジム関係の現場周りを始めている。ただし成績の良くないところを回っているとのコト。聴いた瞬間に「逆に成績の良いとこを回って、その成功事例(センター、班、個人別の)を良くないところにも伝えるやり方も有効なのでは」といってみた。うまくいかない理由を100以上挙げて1つ1つ克服していくやりかたと、逆のやり方とどちらがうまくいくだろうか。ぼくが経験してきた事例では、プラス思考のほうが希望につながるような気がする。マイナススパイラルに陥ると雰囲気が暗くなる。陰口、個人攻撃が増えてモチベーションが下がる。
・あと、人間の言葉で伝わるコトとアクションで伝わるコトの双方が非日常の創造エネルギーをつくるのではないかという気がする。どうしてもうまくいかないセンターの朝礼で、3点倒立しながら今回の制度改訂とキャンペーンの意義についてはなしたらうまくいきだしたという事実もある。工夫しだいで何でもチェンジできるのかもしれない。何回も同じ内容の教訓をたれてもなかなか浸透しないことの方が多い。トップしだいで組織は良くもなり悪くもなる。「あきらめない、いそがない、しぶとくねばる、笑顔で」笑いこそが世の中を変える、というと吉本の受け売り二番煎じ臭いか?〈苦笑い)
・大切なことは、土壇場で自分と周りを励まして雰囲気を明るくチェンジする殺し文句をもつことやね。
by issei_tachikawa | 2010-12-25 11:02 | ライフプラン(FPの)を疑ってみる | Comments(0)