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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

大晦日野宿者支援物資配給活動へ

大晦日野宿者支援物資配給活動へ_c0219972_19575390.jpgさんきゅうハウス事務局から電話で、郵便局の清掃していたAさんが亡くなって、身寄りがないので立警の霊安室でお通夜をするから参列してもらえないかと要請があり、9:00に駆けつけた。弟さんが来ていた。あと、指定管理者側の責任者の女性と支援者数人であの世に見送った。支援者から聞けば、労働時間は7時-6時、休憩1時間の10時間、最低賃金さえ支給されていなかったそうだ。(東京都は821円)雇用者のNPO法人は、知的障がい者と同様に「訓練生」扱いだったといっているらしいが、いいのがれでしょう。死亡推定日時は金曜日の夜なのに、発見されたのは月曜日朝とは、どんな職場なのだろうか?いずれにしても、野宿生活から職場に復帰しても、このような孤独な死にかたをするとは。今はただAさんのご冥福を祈るばかり。
・11:00からは、モノレール立川北駅付近の路上で、緊急物資を配った。立川市内と隣接区域では100名前後の方がホームレス状態でいる。これって平成22年12月の活動なのか、1930年代の都心での活動なのか、この間の経済成長が何だったのかを象徴していると思う。23名の方には、パン2つ、みかん、下着、薬(希望者のみ、胃薬と風邪薬、選べる。今回は5名だけが受け取った)などを、河原で寝ている方(人数は?)には、お餅を付けて配った。三多摩野宿者人権ネットワークでは、これを10年間継続している。今日の反省点は、ハローワークによる年末の宿泊施設紹介斡旋情報を的確に伝え切れなかったこと。この情報は一昨日新聞等でも報道され、25日に反貧困ネットワークも新宿でビラ撒きで情報化されていた。ぼくも気づいていたのだが、まさか立川ハローワークではやっていないとか、府中に行けば取り扱ってもらえるという事実までは知らなかった。あわてて、府中ハローワークに電話したが業務終了とのこと。次回は要注意だ。
・あと、行政の方が1名、少しはなれて見守っておられたのが印象深かった。
・河原での物資配給活動は、所在確認やコンサルも含むので、夕方までかかるという。ぼくは、予想外のぎっくり腰のため帰宅した。元旦のお雑煮パーテイには参加します。一応楽器はもって行きますが、非常にやりづらい。ま、なんとかやりますが・・・
・現場を一歩離れてチャリ走らせると、いつもの「ヘイワな」立川市の風景が目の前を過ぎていく。
by issei_tachikawa | 2010-12-31 13:13 | さんきゅうハウス活動 | Comments(0)