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by issei_tachikawa

福島原子力発電所に関する「事実」を追求するために

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1.今年の原子力予算4329億円をやめて、災害救援へまわせ!

 ●民主党菅直人政権の平成23年度予算案では、「原子力関係予算案として4329億円が計上されている。その多くが原発研究・開発、建設立地などの費用と思われる。新規建設は、もう許されない。それらの予算を今次の原発被災対策に組み替えるべきである。
 ●3月15日EUは、域内14カ国143基の原発の一斉安全点検を開始することを決定した。
 ●また、休止中の火力・水力発電所の稼働を早急に準備することである。
 ●国際エネルギー機関(IAE)は、3月15日、「日本は原子力発電の不足分を補うだけの石油火力発電による余剰能力を有している」、「日本は、09年には、石油火力発電能力の30%しか使用していない」と声明した。できないことはない。(以上は、東日本大震災に伴う原発問題への、新社会党の見解、第一次、3月16
日よりの抜粋)
2.広瀬隆さん(原子炉時限爆弾の著者)が、週刊朝日 3月25日号で『福島原発で本当に起きていること』を語っています。全3頁の記事です。その要点を紹介します。
 ●3月14日の水素爆発で建屋が吹き飛んだ
  福島第1原発3号機は、プルサーマルが行われていたんですね。使われているMOX(プルトニウム・ウラン混合物)燃料は、従来のウラン燃料よりも大量の放射能を出す。
 ●想定できた事故だ―過去にも大津波
 大地震が発生して被害が拡大しているとき、原子炉の事故による放射能災害が重なり合った最悪のケースを想定して、地震学者の石橋克彦さんは「原発震災」と呼んで、問題提起を続けてきました。しかし、わが国では具体的な対策は、手つかずのままでした。「想定外」ではなく、大地震と原発事故が同時に起こることは十分に考えられたのに、想定してこなかったのです。
 津波も「想定できなかった」といいますが、そんなことはありません。日本の沿岸地震では、ほんの100年ほど前に明治三陸地震津波が起こっています。このとき、岩手県沿岸の津波は、38メートルを記録しています。東京電力も政府も「想定外」なんて言葉を安易に使ってほしくない。
3.レイバーネットのインターネットで、
   たんぽぽ舎が、福島原発事故について 発言しました。
 ●3月17日夜7時~8時20分、たんぽぽ舎が、レイバーネットのインターネット中継で「福島原発震災」について発言しました。 柳田真さんと、原田裕史さんが出席。
 原発事故は人災(地震は天災だが・・・)。
 原発を推進してきた国と電力会社の責任が大きい。まだ余震が多く発生し、今後の地震が心配なので、全国の稼働原発(27基)を止めるべきことを訴えた。(特に、浜岡原発が危ない)。
 ユーチューブ、あるいは、ユーストリームのビデオでみられます。
●レイバーネットTVは、今まで労働運動の映像報道などを続けてきた「レイバーネット日本」が、毎月1回(第3木曜日、20:00~21:00)放送している「インターネットTV」です。
 今まで、主に、労働問題を中心としてマスコミの放送しない事実や情報などを、鋭く放送し、心ある人々の共感を呼んでいます。 3月17日(木)(20:00~)の放送は、今日の“原発震災”の緊急特番として放送
しました。(「レイバーネットTV」で検索してください)

4.菅政権、原発の危険は最初から危惧されていた。原発の輸出不可能

  終わりが見えない原発大事故の惨状に、専門家は、建設当時から不安があったと指摘している。元東芝原子力設計技術者で工学博士の後藤政志氏は「建設当時、技術者たちは『耐用年数40年』と言っていたので心配だ」と本紙に語っている。福島第1原発1号機の営業運転開始は1971年。ちょうど40年である。
 この間、美浜原発2号機、高速増殖炉「もんじゅ」、東海村爆発事故、JCO臨界事故、東電柏崎刈羽原発事故など、国民を不安のドン底に突き落とす事故が相次いだ。しかし、政府は原発政策を凍結することなく、ウソと情報隠しでごまかし続けてきた。
 そうした長年の原発行政のデタラメが、今回の最悪事故で一気に世界中に露呈してしまった。 こうなると国際的な信用力は完全失墜だ。菅政権は官民挙げてインフラ輸出を推進、その最大の柱が原発だった。昨年10月には、ベトナム原発2基の受注を決めたばかり。このほか、トルコ、インド、マレーシア、クウェート、ヨルダンなど新興国との間で、交渉が続いている。それがことごとくご破算になる可能性が大だ。(日刊ゲンダイ3月18日号)

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◎立川市議会議員、大沢豊さんのホームページからも「事実」を検索できます。放射線監視モニターが全国に設置されました。
http://homepage2.nifty.com/osawa-yutaka/index.htm
by issei_tachikawa | 2011-03-18 16:19 | 脱原発・自然エネルギー産業の拡大 | Comments(0)