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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

城南信用金庫理事長 脱原発への思いを語る

ぜひ聞いてみてください。よく勉強されているという印象が深い。実に冷静にかつ地域社会のためにある企業として何とかしたい気持ちがにじみ出ています。

「これまでに語られてきた安全性とはこのようなものだったのかという事実を知ってしまった以上、もはや金融機関としても原発に対する立場を表明しなくてはならないと判断しました。よく考えてみれば「人間はミスを犯すもの」なのです。ならばいかに「安全」を語ろうとも100%でないことは明白です。お客様を危険にさらす可能性のある原発を容認し続けることはできません。30%分の節電は可能ですし、代替的なエネルギー生産も本腰をいれてやれば可能なはず。当社ではすでにこの1ヶ月間で30%程度の電気料金節約を実現できました。真夏の電力消費量ピーク時においても可能だと思います。」

具体的な対策も報告されています。
・徹底した節電運動の実施
・冷暖房の設定温度の見直し
・省電力型設備の導入
・断熱工事の施工   城南信用金庫クラスですと、30%の節電で、電気料金は1000万円くらいでしょうか?

城南信用金庫は住宅ローンの依頼先を探していた時に業界トップの低利だったことを思い出しました。そして、義理の兄 川辺貴文氏が勤めていたところでもありました。これも何かの縁に違いない。ぼくは感動して決意しています。他の金融機関のスタンスも確認しますが、預金するなら金融機関はここかなと。
会社をやってる方は、今回の原子力発電所の事態をよく勉強されて、企業として人間として原子力発電について賛成なのか反対なのか、明白に意思表明していただきたいです。中立とか保留はありえないと思いますよ。人と生き物すべての命が問われているのですから。

理事長の言葉は http://www.youtube.com/watch?v=CeUoVA1Cn-A&feature=youtu.be 

城南信用金庫は、多摩信用金庫、西武信用金庫の約2倍の預金積金保有高です。東京23区南部から神奈川県に85店舗を展開し、融資額や貸し付け額、預金積金は2兆8651億円では業界一位を誇る。

貧富の格差解消や弱者救済の理念を持ち、消費者向けの­カードローンは、現状では一切扱っていない。
またクレジット・信販会社とのATM提携も一切行っていないことで知られている。
誰の提案が企業としての意思決定を促したのかな?何がそうさせたのかな?意思決定の背景にある経営資源を考察することは他の企業の意思決定を誘うことにも繋がる大事な課題ですね。

ホームページは⇒http://www.jsbank.co.jp/
by issei_tachikawa | 2011-04-18 19:48 | 脱原発・自然エネルギー産業の拡大 | Comments(0)