人気ブログランキング | 話題のタグを見る

どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

脱原発数万人のバンドパレード(渋谷で)

脱原発数万人のバンドパレード(渋谷で)_c0219972_943492.jpg『目高舎(めだかや)通信』の原稿をもって林さんちにったら、高橋さんもきていて、セケンばなしに花が咲く。昨日の反原発爆音デモの報告もした。
・渋谷区役所まえに集まった人は、2万?3万?よくわからないくらい。
・今までの集会は、公園や人場の端っこにステージだったが、今回は代々木公園のど真ん中にステージが。そしてアンプスピーカーつきなので音楽演奏可。出演は、藤波心、ホ・ヨンジンなどプロもいた。藤波さんは「ふるさと」をうたってくれた。気持ちは良くわかる。挨拶はグリーンピース、浜岡止める会、福島から有志、社会学者の・・・・とか。
・集会とデモは音楽でいっぱいだった。デモの先頭にはアンプ乗せたトラックが進む。サッチャンがエレキ引きながら叫ぶ。誰かがキョーシローのサマータイムブルースを歌ってくれる。まぶたが厚くなっている。
・デモコースは明治通りを右折して渋谷のハチ公前に戻ってからさらにまた道玄坂までいってさらにしつこく八公前に戻るというもの。駅前の群集とデモ隊はぱっと見ると識別できないくらい1つになっていた。今の若い人はしっかりおとなしく楽しくパレードしながら、「原発いらねー、子どもを守れ、福島守れ」などとアピールしている。プラカードの文面、仮装行列、太鼓やチンドンのサックスを聴いているだけでも楽しい。65歳になってもこうして活動できるって事は幸せだなと思う。
・しかし、おまわりさん少し気い使いすぎちゃいますか?と思うくらい規制がきびしかった。デモ隊を数百づつに寸断して、規制していたからです。参加者を少なく見せたいのだろうかと疑いたくなる。でも、みなさん急がず恐れずいらいらしてもあばれないで、整然と賑やかなパレードを続けました。
・前夜の管首相からの浜岡原発全基停止要請を受けた中部電力の緊急取締役会では結論が出なかった。ある程度覚悟はしてはいたものの、次回開催日も未定だとは。なんとも腹立たしい。
1.原発全て止めて、一時的に火力水力を復活させ、節電15%もすれば十分電気は足りている。需要の60%商工業用事務所用で一般家庭用は30%くらい。「国際競争力低下」とか「景気」云々するのは筋違いだと思う。命あっての市場競争です。
2.中電経営者は、経費は2500億見込み、2011年度末利益が1300億見込みなので、株主から経営責任を問われることを危惧している。
3.中部電力経営者達は、福島原発の事故から何も本質的には学んでいないようだ。停止しても廃炉処理完了までは気が遠くなる期間が必要なのだ。東海地震が今来ないことを祈るしかない。戦々恐々薄氷踏みながら歩むが如し。
◎次の山は6月11日になりそうです。たんぽぽ舎は20畳の畳の部屋を設けたとの事。原発のことだけじゃなくっていろいろ学びあうチャンスだね。原発について賢いというのは、感じる・考える・喋ったり書いたり歌ったり表現する・そして社会を変えようとして行動する・楽しみながら続ける、こういう人としてのまっすぐな道を歩んでいる自分に自信がもてるということなのだと思う。
◎ユーチューブで、小出裕章さん、今中啓二さんの講演を聞く。推進派だった彼らが、40年も前から原発の危険性に気づいて原発を止めさせるための研究を続けている。考えようによっては不思議な事実だが、国家の金=俺達が納めた税金の一部と考えれば、実に正しい使い方だと思って納得。
小出さんの笑顔に、僕は「希望」(エスペランサ)を託す。やれることをやる。そして祈る。必ず勝つ・・・
by issei_tachikawa | 2011-05-08 21:02 | 脱原発・自然エネルギー産業の拡大 | Comments(0)