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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

1999年ギリヤーク尼ヶ崎インタビユー

c0219972_11371335.jpgギリヤークさんとの出会いは写真集でした。1980年だったかな。1人で京都に行ったとき孤独感にさいなまれながら黙々と大学内で生き残る(ポストを得る)ための準備をしていた。誰も魂で話せる相手がいない。心の交流がない。これって一番辛いことなんだと身にしみて感じる日々。どこぞの本屋で彼の写真集を見つけて読み込んだ。
「誰かに似てる。そうか三島由紀夫だ。神社でトレーニングしてるらしい。おれも18歳時に空手の練習してたっけな。」などと考えながら、「いつか会いたいなこの人に」と思っていたらなんと、上野美術館で猪風来(イフウライこと村上信義)のグループ展見終わってでたらギリヤークがあわてて「みせじまい」しているとこ。
そのときの会話、今でもよく覚えてる。
(ぼく)「あれ!日本にいたの。」
(ギリヤーク)「うんこれから北海道に行くんだけど」
最初からタメ口でした。これに感動していたのですが、実は彼って誰に対しても同じように振舞うんだね。孤独だが自由な表現者(修験者)はうらやましい。
あれから30年もたったのに時が止まっている。彼が祈りながら踊りながら笑いながら泣きながら大道で動き回る姿が目の前にある。7月1日は、北海道苫小牧でやるらしい。10月は新宿住友ビル前の広場だろう。
36歳からの大道芸、今年は81歳かな。インターネットにどなたかのインタビューが載っていたので転載させていただきます。感謝

「(前略)モスクワで踊ったときにね
おばあさんがね「彼の踊りは祈りの踊りだ」って言ってくれたんですよ。大衆ってのは、ありがたいなぁって思って、嬉しかった。でもね、最初は「向こう行ってもカンパはもらえないよ」って言われたんだけど、ちゃんと入れてくれたよ。若くてものすごくキレイな女のコが、放り投げた衣装をきちんとたたんでくれたよ。最近、若いコがすごい増えてきたんだけど、どうしてだろう。今までは年配の人が多かったんだよ。去年、大阪のアメリカ村でやったんだよ。あそこは若いコがいっぱいいるけど、みんなあんましお金持ってないんだよね。踊ったら、すごい集まってくれて「ギリヤークさん頑張ってください!」って言ってくれてね。10万円以上入ったよ。京都では、女子高生から悩みの相談受けたりね。みんな生き方について悩んでるらしいんだ。それでボクの踊り見たら、生きていく元気が出てきました。ってね。もう嬉しくて嬉しくて。

(中略)
ギリヤークさんの練習ってどんなことを。
普段はね、基本を教えるんだけど、それ以外に呼吸方とかね。でも練習してるのに、カンパ置いてくれる人がいるんだよね。掃除のおばさんがお弁当置いていってくれたりね。あとホームレスの人も真似するんだよ。

それは何とも言えないフリーダムな光景ですね。
ボク独自の運動があるんだけど。毎日スキ腹のときにやるといいよ。ニューヨークに行った際に、バレエダンサーなんかにも教えてね。ギリヤーズウォークと言われたけどね。周りの自然とひとつになっていくんだよ。宇宙の星と自分が一つになってね。

動禅。動く禅のようなものですね。
そうそう! よくぞ言ってくれたっ! この踊りのバックボーンになってるのは、禅なんだっ! そう動く禅!」
by issei_tachikawa | 2011-05-22 08:36 | バンド・演劇・大道芸活動 | Comments(0)