今、私にできることを見つける、やってみる・伝える・続ける
2011年 05月 24日
・2人の方から経験談を話していただきました。講師は
本間 春夫さん(㈱ナカショク、代表取締役)
赤城 智美さん(NPO法人 アトピッ子地球の子ネットワーク事務局長/専務理事)
・お二人の話から以下3つの点を学びました。
1つ、その場でずーっと暮らし続ける人と支援者(期間限定の係わり)との関係は、主体が現地にあることを再確認させられました。被災された方同士の人のつながりが復興の基盤になる。厳しい条件の下で、その自立性がどうすれば育つのか。答は現場にあるような気がしました。
2つ、「一番困ってるかなと思って近づいてみたら、『私たちは大丈夫ですから他の方を助けてあげてくださいといわれた。」(赤城さん)というお話を聴いた瞬間に目頭が・・・。立川のホームレスの人達もそうでした。野宿生活だと放射線被爆は避けられない。そんな状態なのに被災地の人を気にかけている。本来日本人の地域文化はこうだったのではないか。
3つ、「ぜんそく、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎などのハンディを背負った方への支援をやりきることが支援活動全体の成否につながっているような気がします。」(参加者Mさん)は、傾聴、見守り、主体は現地という重要な点を指摘しています。
・終わりの無い新しい地域社会づくりが始まっています。参加者のみなさん1人1人が「被災地応援につながること・できること」を見つけて帰路につかれたでしょうか。
・ぼくは当面「さんきゅうハウス」を通じて、係わって生きたいと思います。本間さんとも初対面でしたが、「ナカショイク体験研修」の約束をしました。(野宿者、bigissue販売者とむすぶため)清水さん(石巻で被災)のとこにも早めにおじゃますることを約束しました。(地域自立復興のモデル?)