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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

脱原発運動の究極目標は何だろうか?(動きながら推敲中)

脱原発運動の究極目標は何だろうか?(動きながら推敲中)_c0219972_10292138.jpg京都で脱原発関係の実行委員会から届いたメールです。
「経済同友会が「脱原発」を言い出すなど、ほぼこの闘いは勝利しつつあるみたいな議論でしたが、問題は孫さんや三木谷さんや橋本などが「脱原発」を言ったから日本社会が変わったとなるのではなく、日本の民衆運動・市民の力でこの日本社会を変えることができたという経験を日本の民衆が体験できるかどうかという議論になっていました。社会運動が社会を変革する、民衆こそが世の中のあり方を決定するのだという経験を日本の市民が体得できるか否かが問われています。」〈内富まことさん)

3.11以降、あわただしく変化した状況の中で、なんでいま脱原発なの?と改めて考えているのでしょうね。
その前にイッセーの原発反対理由を整理してみました。(ステッチの日記帳にも書きましたが)
1つ、こっちで使う電気を、福島や福井、新潟でつくっているのは余りにも中央都会の身勝手、差別的だから。
2つ、このままでは子孫に付けを回すことになる。もうすでに手遅れ間際、止めさせるなら今しかない。
3つ、ウソ八百の原発はいらない。(危険極まりなし、命犠牲にして経済効果高めてきた罪滅ぼし、世界一高い電気料金、クリーンに見えるのは発電時の現象で総体では超ダーテイ、自家発電・LNG火力・通常火力で電気は足りる)
4つ、再生可能なエネルギーこそが、分散型・地域主権・小規模エネルギー社会を造る。原発があればそれに甘えてしまって近隣地区住民に負担を強いることになる。雇用とか交付金、税金収入、箱物メリットなどに騙されないことを願う。
5つ、戦後の議会制民主主義の根幹が問われている。これはもしかすると日本史初めての民衆革命の萌芽なのかもしれない。(予感)この意味では「天啓」としての原発事故、辛い現実をどうやって乗り越えるか?
各自が胸に手を当てて問いかけるべき課題を突きつけられている。脱原発国民投票、目の黒いうちにぜひ実現させたい。(今65歳、55年後に120歳、せめて35年後の100歳までには必ず)
6つ、事故の原因は(人災、天災、金属疲労など)いくつもある。事故の場合、放射能被害は大地、海、大気から広がって地球規模で命を犠牲にする。二度と福島の事故を繰り返さないためには、全ての原発を直ちに停止して、高齢社会・少子社会に見合う、エネルギー供給と需要についての社会的な合意を作り直すべきである。

佐賀・玄海町長、原発再稼働の了承撤回を表明、賢明な判断だと思うがまだ政府、九電経営者への見方が甘い。いざとなれば痛い目にあうのは誰なのか真剣さが伝わってこない。被災現場体験。

政府は「ストレステストを実施する」というが、EUのテスト項目、方法、合否の基準と比べて、公表すべきだ。落ちたらどうする? 再稼動の基準、存在そのものを疑わないのか(原発のウソ) 科学の使命と限界を感じる。なんどでも繰り返して伝える。ホピの予言のほうが正しいと思う。

明治維新と自由民権運動、大和朝廷軍に対するアイヌモシリの闘い、ベトナム戦争と原発推進政策など過去の過ちについて真摯な反省をする機会は今しかない。次の地震など災害やテロがどこで起きるかなどは誰も予測できない。原発労働者はミスを犯す。検査といっても完璧ではない。欠陥だらけの人間、人間組織が核分裂や核融合のエネルギーを統御できるなどという悪夢から覚めるべきときは今しかない。
by issei_tachikawa | 2011-07-07 11:58 | 脱原発・自然エネルギー産業の拡大 | Comments(0)