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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

色心不二、身土不二について考える

色心不二、身土不二について考える_c0219972_21463567.jpg長岡式酵素玄米に切り替えて3年と3ヶ月、新井先生の話を5回聞いた。ホームページを開くと、「太陽の家」と出る。たいていの人はここで退いてしまう。無理もない話しだ。宗教と政治は日本人にとってなじみのない苦手領域だから。実は最初に荻窪でお弟子さんから講習を受けた女性4人、男性2人の内で、太陽の家まで足を運んで始めたのはイッセーだけ、もったいない話だがそれくらいにこの玄米普及には時間がかかるのだということだ。でもやってみるといろいろなことがわかってきて面白い。体調も今までよりはるかに良いので無理なく続く。そしてなによりありがたいのは、いつでも温かいご飯が食える、メニューから解放されて食生活を組み立てられる、食が整えば他の全ての調子が好転することだ。

先日、佐野さんに付き合って5回目の無料講習を受けた時に、圧力鍋上蓋のパッキンを交換し、先生からスポンジをいただいて釜と内なべをこすって洗浄し、保温ジャーのうちなべも穴があいてしまったので交換した。そして連れ合いにも受講を促して昨日初めての(!3年目にして)自宅講習を行った。

3つの点を改善した。
その1.最初に内なべに入れて緩やかに攪拌(かくはん)する作業から始めるようにした。以前は、米を笊(ざる)に入れて水道水で洗っていた。今回は生協の塩素&トリハロメタン90%除去水でといだ。笊⇒内なべ(アルミ)ではなくて、内なべ⇒笊⇒内なべの順序でといでから、サンナトリウムを徐々に溶かしながら攪拌(かくはん)する時間をたっぷりとるようにした。(今までは3分くらい、今回は5分以上)
その2.時間配分を出来るだけ正確にした。点火してから蓋の錘が動き始めるまでに25分、停止するのは38分(25+13分)、53分で火を止めた。以前は56分にこだわっていた。おこげが丁度よくできるようにした。
その3.長岡式の場合、水は内なべと外釜の双方に入れるのだが、内なべに入れる量を、9.5⇒9.3に減らしてみた。

そして結果はどうなったか!今朝保温ジャーをあけてびっくり、一粒一粒の存在感が違っている。米全体に輝きが増して、道場でいただくものに近づいたような気がする。

色心不二とは、物質、身体とエネルギー、命がいったいであること、つまり食は栄養補充とか腹を満たすためだけでなくお米や他の生き物の生命=エネルギーをありがたくいただくことだということ。物質的なものはプラス(陽子)の世界で目に見えるが、エネルギーは心の有りようで目に見えない電子の世界。それらのバランスが崩れるところに、病気や人間関係のもつれ(戦争にいたる)、富の偏在・不均衡が生まれる。
身土不二とは、人も作物も、他の生き物すべてが生まれた大地と密接につながっていること。切り離してはならないということ。人類は不幸にも経済成長を目的としてまたその結果として双方を切り離し、一部の国や一部の組織・人間が富の多くを独占するようにしてしまった。

長岡式玄米をありがたくいただくということは、食の改善を通じて、運動能力の向上を図り、気の交流のありかたも自然に近づけることであると思う。やりたいことをやって楽しく暮らす。これが一番。各自がGDHを基準に人生・天寿をまっとうできるような社会づくり、壮大なる夢と厳しい現実、引き裂かれた実存の苦悩が生きて行く原動力になってくれたらと切に願う。

◎改善テーマ:錘停止時間を延ばすこと、7分火を弱めすぎないこと、つまり長岡式炊飯方法の特徴である「核融合」=スパーク=気圧ゼロ状態の持続時間としっかり対話すること。そうすれば、炊き上がり具合に変化がおきる。つまり、1粒1粒がしっかりと存在感を増してくるし、全体の輝き(つや)が向上してくるはず。であれば、育まれる酵素にも変化が生じるに違いない。楽しみだね。
by issei_tachikawa | 2011-08-25 14:05 | 気・血・道、医・食・農 | Comments(0)