人気ブログランキング | 話題のタグを見る

どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

原発NOW201109

●浜岡原発:「永久停止」を決議 静岡・牧之原市議会
原発(静岡県御前崎市)から半径10キロ圏に位置する市議会は26日、「確実な安全・安心が担保されない限り、永久停止すべきだ」との決議案を賛成多数で可決、市長も本会議で「直下型の東海地震が起きる可能性が高く、永久停止は譲れない」と表明した。県、御前崎市など中部電と安全協定を結んでいる地元5自治体の中で「永久停止」の意思表明は牧之原市が初めて。

 中電は高さ18メートルの防波壁などの津波対策が完了後、地元の同意を得て運転を再開する意向。牧之原市の決議は津波対策には触れず、「福島第1原発で重大事故が発生した事実を鑑みれば、まず第一に市民の生命、財産を守ることを考えなければならない」としている。

 市が6~7月に実施した市民アンケートでは回答者の6割が「停止したままにすべきだ」と答えた。5~6月の調査では、自動車メーカー「スズキ」など市内の大手企業10社のうち、6社が原発事故や東海地震のリスク分散のため市外移転を検討している。 中電静岡支店広報グループの「津波対策を着実に実施し、安全性を一層向上させるとともに、丁寧に説明し安心につながるよう全力で取り組んでいきたい」とのコメントを信用する人は減っているようだ。

●フランスの下院選挙結果で、脱原発の社会党率いる左派連合が、175議席と過半数を占めた。来年3月の大統領選挙でサルコジさんが破れると、フランスもドイツ、イタリアに続いて脱原発の道を歩みだすことになる。これは人類史の流れとして当然だと思う。

●野田首相率いる民主党政権は、原発輸出を止めないようだ。ベトナム、ヨルダン、トルコなどなど福島事故の「事実」さえ十分に解明されていない段階では、許されないことだと思う。外国なら放射能撒き散らしてもかまわないのか?人間がやることですから事故やミスは必然なのです。地震などの天災やテロを持ち出す前に、原発に関する安全性神話が根底から覆されたのですから、すべての推進行政や事業は白紙に戻してやり直すしかないはずです。これは非常に冷静な正しい判断だと思うのです。命が先決。

●汚染水は地下水を通じて海に流れ込んでいる。一刻も早くありとあらゆる可能な対策を講じてストップさせるべきです。海側に遮蔽壁を設けるよりも、陸側に設ける方が技術的に経済的に有利だそうですが、公務員宿舎(朝霞市、約900億円)にかねかけたりするよりも、最優先課題のひとつとして汚染水の垂れ流し停止と地下水流入の阻止、放射能汚染地域の除染活動に経営資源を投入するべきだとおもうのです。府中の派遣村のリーダーMさんは、政府なんかあてにならないので民間でやろうといっていましたが。こうしている間にも東大の児玉さんらは、こまめに除染地域の確定や除染活動指導をされているんでしょうね。頭が下がります。
by issei_tachikawa | 2011-09-27 10:12 | 脱原発・自然エネルギー産業の拡大 | Comments(0)