プルトニウム、飯舘村まで飛散=原発事故で、土壌から検出-文科省
2011年 10月 01日
飯舘村の1カ所は原発から40キロ以上離れていた。プルトニウムは粒子が重く、遠くまで飛散しにくいとされ、爆発を伴った事故の大きさが改めて浮き彫りになった。
調査では6月6日~7月8日、福島第1原発から80キロ圏内にある市町村の100カ所で土壌を採取。プルトニウムなどの量を分析した。
その結果、3町村の各2カ所で1平方メートル当たり最大4.0ベクレルのプルトニウム238を検出した。事故以前の測定値に比べ、同239、同240に対する比率が大きいことから、今回の事故で新たな沈着があったと判断した。
沈着量が最も大きかった浪江町の地点で、仮に50年間滞在した場合、同238の被ばく線量は0.027ミリシーベルトにとどまるという。
また、45カ所ではストロンチウム89を検出。半減期が約50.5日と短いことから、事故後に沈着したとみられる。
飯舘村は原発から斜め北西に40k、こんなに遠くまでとんでるってことは、あの爆発が核爆発だったのかもしれないと言う疑惑をうみますね。どう考えても水素爆発レベルではない。高熱の燃料棒はどろどろに溶けて原子炉を付き抜け、格納容器をも貫通しているかもしれない。これを確定するまでに、スリーマイル島では10年以上(11年?)かかって、全ての廃炉処理は未だに完璧にされていない。