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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

抱撲館の存在に感動する、さて何をまねするか?

抱撲館の存在に感動する、さて何をまねするか?_c0219972_21114160.jpg東新宿の本部で約2時間、グリーンコープ連合常務理事 行岡みち子さんのお話を50名ほどで伺った。主催はパルシステム生活協同組合連合会と生活サポート生活協同組合・東京。刺激的でありながら心温まる取り組み報告でした。

グリーンコープの福祉事業は完全にセカンドステージに入っているのだなーと感じました。資金の作り方にとても工夫が感じられます。組合員1人毎月100円の寄付が、まとまって年間1億4千万円になり、取引先の寄付も加えれば4億円にもなる。「一度も赤字になったことがない福祉事業」は学ぶに値しますね。

たくさんの取り組みの中で、今の僕の心に入ってきたのは「抱撲館」、「ほうぼくかん」と読むのだそうです。誰もが生まれてしばらくの間は抱っこして守ってもらえる。たとえ悲惨なめにあってこの世のすべてを失ってもまだまだ命はある。ここにきて友達に出会い、いっしょに協同して、やり直してみないか。ホームレスの社会復帰をサポートする家を社会福祉法人グリーンコープが運営しているそうだ。

21室は福岡市のシェルター、60室がホームレスの居室で、自立をサポートしている。すごいな!と感じたことは、組合員が交代で調理に参加していること、食材はグリーンコープ仕入れ、さらに「ファイバーサイクル」という地域事業に参加できて、製品の20%は国内向け、80%はパキスタン支援に使われているとのこと。

帰ってきてから、北九州ホームレス支援機構のホームページを拝読して2度目の感動を味わいました。生協に問題提起した奥田知志(ともじ?)さんは、やはりクリスチャンでした。「彼の15分間の話を聞いて完璧に同感してしまいました。まったく異議なし一緒にやろうと決めました。」と行岡さんはおっしゃいました。今の九州に賀川豊彦さんがよみがえったのか!

あと学べる点が1つありました。ホームレス支援のイベントに多様な人々が参加している点です。「いのちはみんなおんなじ」ですからね。

7日からいままでの深い悲しみを乗り越えてブログ復活です。改めてよろしくお願いいたします。
◎写真は、2011年6月18日、立川市の空き缶回収規制条例制定に抗議するデモンストレーション風景、朝から晩まで12時間も働いてもわずか1200円程度の収入、それでしか暮らせない人がいる世の中、どう考えてもおかしい。
★抱撲(ホウボク)館のhp
http://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%8A%B1%E6%92%B2%E9%A4%A8&search.x=1&fr=top_ga1_sa&tid=top_ga1_sa&ei=UTF-8&aq=&oq=
★北九州ホームレス支援機構のhp
http://www.h3.dion.ne.jp/~ettou/npo/top.htm
by issei_tachikawa | 2012-11-13 21:08 | さんきゅうハウス・カフェ・対抗文化活動 | Comments(0)