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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

高田知二『市民のための精神鑑定入門』(批評社)

c0219972_17495744.jpg高田さんとはかれこれ30数年の付き合いになる。彼は岐阜県立多治見病院精神科の医師、年賀状の写真で見ると白髪になっているが、まだ50代だと思う。

河合塾を出て、京都大学の物理学部に入学して直後に熊野寮で会った。茂夫ちゃん(久富)と同じクラスだったよな。聞けば河合塾では小林に教わったんだと。河合塾からは人気名物講師、牧野に教わった藤吉くんも入学してきて、よく旨酒を交し合った。みんな若かった、アホだった、だからメッチャおもろかった。

おれが寮の4階から避難訓練中地上に落下して、2週間ほどオンザベッドだったときには、寿司もって見舞いに来てくれたり、三里塚の猪風来(本名村上信義、縄文土器作家)の家で取材同行してくれたりした。たしか大学祭で林竹二さんの講演企画は彼の提案だったと思う。

彼は理学部を卒業後、東京大学の宇沢ゼミを受けて哲学をやりたいといっていたような気がするが?故あって、精神科医を志す。精神医療のあり方を根本から見つめなおし、現状を変革したいと思い立ったのだと思う。名古屋大学で学びながら、釜が崎(今は愛隣地区、大阪の日雇い労働者の集まるところ、山谷、寿町といっしょに三大寄場=ヨセバの1つといわれた)の支援活動もしていた。

要するに志のはっきりした変な医者なのである。きっと彼は言うであろう「精神病とか精神病者なんて本来存在しないのですよ。」つまり、それは病として隔離したり、投薬や隔離治療で治そうとするものではなくて、健常者と思い込んでいる人々を含めた社会全体の病理現象として包摂していくべきなんですと。

話は飛躍しますが、イタリアでは原子力破壊発電だけではなく精神病院も廃止したという。近所にいくつかの精神病院があるが、日本も根本から見直してみる価値ある問題だと思う。高田さんが、著書の中でもっとも主張したいことは何か?考えるだけでも面白い。これからOrion書房に行ってきます。サラの仕事も始まった。さんきゅうハウスでの食器洗浄も始まった。樹まぐれさんからは、タオルをいただいた。まめ吉さんも今日からスタートらしい。気分新たに2013年チャレンジだ!今年もよろしくお願い申し上げ奉りますーー(歌舞伎役者みたいに)
by issei_tachikawa | 2013-01-04 13:26 | 気になる友達シリーズ | Comments(0)