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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

ノスタルヒー(郷愁、なつかしき思い出)追悼:多田広巳

c0219972_2037658.jpg1985年の秋、JR中央線国立駅南口下りて一橋大学方面に向かう途中、増田書店前前の路上で大きな棚を桜にたてかけて、なにやら楽器らしきものをうっている男性に注目した。

長い髪を後ろに束ねて、上唇の上にちょび髭はやして、色浅黒く、目は獲物を狙う鷹をやさしくしたような(?)日本人には見えませんでした。面白そうなので話しかけた。聞けば青森県弘前市生まれなんだと!ひえー北の友達少しはいるが、彼どうみても南方的、沖縄ウチナーチュウのように感じた。

棚に立てかけてあった縦笛がケーナだという。並んでいる楽器の中にはアフリカのマリンバみたいなのとか、鳥笛とか、みんなほしくなるような素敵な作品ばかりだった。彼は小学2年生頃からつくり始めて、当時はパルテノン多摩などでも教えていたらしい。自分のつくったものを「音具」と呼ぶ。「おとなのおもちゃだよ。」といっていた。かっこうつけないでいつも自由に生きようとする彼の人間性を象徴するコトバでした。

その場でケーナを吹いてくれた。「コンドルは飛んでいく」とこの瞬間にであったのです。「そっかーまっちゃんからもらったテープ、ウニャラモスって人が使ってる楽器はこれだな!」ともひらめきました。直ぐに買いました。3000円だったかな。

その場で彼は桜の枯れ枝を2本拾ってステックがわりにして幹をドラムにして軽やかにリズムを刻み始めました。なんとも言いようのない不思議に気持ちが良い世界、それでしばらくあそんで、帰りはケーナを吹きまくりながら帰ってきました。高松町の商店街も抜けてきた。生まれて始めて触ったのにこの厚かましさ、ハングリースピリット、懐かしいなー。なりふり構わず吹きまくれる。

それから多田さんのお宅(牛浜)にも何度かお邪魔し、おくさま、娘さんとも友達になりました。トロンこと荒川博くんもときどきふらっとあらわれて、「いきなりセッションだよ」という感じだったらしい。フリースタイルのひとはうらやましい。娘さんの名前が、「ののか」でうちとピッタンコだったのには驚いた。

ときどき無性に会いたくなる。今日もそうだった。彼は2007年に他界してしまった。奥様と娘さんはどうなさっているのだろうか?もしもこのブログ読んでいたら連絡ほしいなー

c0219972_20374811.jpg彼のオングたち。最初の写真が多田さん。「ステイハングリー、ステイフーリッシュ」(スティーブ・ジョブズ)
Commented at 2013-11-02 20:47 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented at 2014-11-06 17:38 x
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by issei_tachikawa | 2013-07-05 20:24 | 気になる友達シリーズ | Comments(2)