どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

印象に残った本10選

c0219972_22204975.jpgその1、加藤寛『日本再生最終勧告・・・原発即時ゼロで未来を拓く』(2013年3月21日、ビジネス社)。小泉純一郎氏が突然脱原発、なぜ?という報道がなされたが、実は彼らは用意周到、今までの責任を取ることなく、経済決定論的観点から原発をとめるべきだと提案を準備していた。加藤氏のゼミの卒業生には、小泉のほか、橋本龍太郎、小沢一郎、竹中平蔵らの自民党幹部がいる。城南信金理事長の吉原毅もそうだ。本書での対談は協同組合人としてイントレステイング。

その2、大貫隆志編著『指導死』(2013年5月15日、株式会社高文研)テーマが重たすぎて、逃げそうになったがあえて読んだ。7人の子どもはなぜ自死を選んだのか?問題は投げられただけである。家庭、家族、母親と子ども、何が愛をはぐくむのか?

その3、『生活保護で生きちゃおう』(あけび書房)須釜さんが発言しているので買いました。現場からの大変貴重な報告です。生保受けないで暮らしている人はみんな読んでほしいです。事実を知ることが、原因・対策を論議する前提ですから。

その4、吉森さんの『コマクサ・ノート』(マハラバ文庫)、パル東京機関紙に7年間連載していた短文の集大成ですが、改めて読み直してみると、最少の字数で最大のメッセージ伝達力が発揮されている。そのまま職員学習会にも使えそうな気がします。

その5、気・血・動(医食農)関係はたくさん読んだので選に困りましたが、あえて2冊に絞りました。中村仁一『大往生したけりゃ医療とかかわるな・・・「自然死』のすすめ』(幻冬舎新書)、永田和宏『たんぱく質の一生・・・生命活動の舞台裏』(岩波新書)、細胞の新生と死滅の仕組みには興味がつきません。

その6、村上春樹『世界の終わりとハードボイルド・ワンダーランド』(新潮文庫)、3年前の出版ですが、最近の作品よりも面白い。論理展開の緊張感が強くて、その展開の芸術性はまるでヘーゲルの精神現象学や大論理学を読むようだ。この本はまめ吉母(美香さん)の紹介でした。改めてグラーシャス・あ・ら・ヴィーダ

その7、上田紀行『がんばれ仏教!お寺ルネッサンスの時代』(NHKbooks)、いったんは全てに失望して放浪のたびに出た寺の跡継ぎたちが、気を取り直して地域で仏教する姿が興味深い。6名の団塊坊さんの実践事例紹介。

その8、野口武彦『幕府歩兵隊・・・幕末を駆けぬけた兵士集団』(中公新書)、吉村昭『彰義隊』(新潮文庫)鳥羽伏見の敗北から五稜郭にいたる戊辰戦争の展開について、イッセーは徳川最後の将軍側にいた先祖の動きに関連して興味を抱き続けています。4万の幕府軍が数千の薩長連合部隊に負けたのはなぜなのか?明治維新とは何だったのか?

その9、『湧』(地湧社)283号、三宅洋平のインタビューが面白い。参院選では、比例区で17万7000の支持を集めたのに落選した。小選挙区制のトリック、わなをなんとかしよう。来年の市議選、都議選ではかならず「みどり」の議員を当選させようと思う。

さてようやく10冊目です。北米インデイへナ(先住民)首長が大統領にあてた手紙を絵本にしたものです。『父は空 母は大地』(パロル舎)、ぼくは年末になるとこれが読みたくなります。声を出して読むと泣けてきます。それがタタカウエネルギーに変るようです。
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by issei_tachikawa | 2013-12-30 20:34 | エッセイNOW | Comments(0)