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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

これっておもしろかっったよ(本の紹介2015年に読んだ)

これっておもしろかっったよ(本の紹介2015年に読んだ)_c0219972_1817545.jpgこれっておもしろかっったよ(本の紹介2015年に読んだ)_c0219972_18182870.jpg  なんといっても強烈に影響されたのは『コタンに生きる』でした。さんきゅうカフェの常連、アパッチから紹介されて国立などで探したら絶版だったので、amazon購入、269円でした(ありがたや)。アンデスの先住民音楽に触れたのが30年位前、フォルクローレやりながら昔好きだった(今も好きですが)ゲバラがやったことを整理するうちに、足元(アイヌ、琉球人、マタギ)の先住民と出会い、世界を認識する方法を間違えていたと痛く反省するのでした。日本史、アジア史の理解も変ってきて今に至り、研究道は果てしがありません。
  次は、『想像ラジオ』でした。文塾さんに貸したので今手元にないのですが、今までの読書とは「出会い」が違いました。年末の「飛ぶ教室」(斉藤次郎さん主宰)に、厚かましくも本読まないで(買ってもいない!)でたら、発言もとめられて、4人の姉達や生まれて来なかった命のこと話してしまったら、「おれって想像ラジオ聞こえない人なのかなー」と不安になり、呑み会で澤口君から借りたのが切っ掛けで、イッキに読みました。めちゃおもろい!テーマは、想像力、場(空気)を読む力、加害者としての自分と被害者としての自分(日本?)、歴史的なるものへの係り、生きていくということは忘れること?罪意識って何?ほんまかいな?あと、バックミュージックが良かった。推薦曲の最初は、デイドリームなんとか(キョーシローのカバーあり)、最後はボブマリーの「りデンプションソング」、「3月の水」なんて初めての曲も多かった。Youtubeで聴きながら読む。これまたたのし。
 あとは、『日本国憲法』(セブンイレブンで500円、写真入り、小学館)、『現代語訳で読む日本の憲法』(憲法学者木村さんと英語研究者芝田さんの対談が面白いし、英訳語の吟味がレベル高い。『生きづらさを支える本』(言視舎)は「ふるさとの会」の経験談なので、さんきゅうハウスの実践とビジョン作りに大いに役立つ。「上から目線じゃだめだよ。」といっていても、つついそうなってしまいがちなので要注意だね。
  健康本はめっきり読まなくなってしまいましたが、藤田センセーの『なぜ油をかえると、長生きできるのか』はよんでしまいました。トランス脂肪酸、長い間無自覚に過剰にとってるとろくなことにならないんじゃないかなー。でも、さんきゅうハウスではいいにくい。つらいものがある。いまでまわってる健康理論のほとんどすべては、仮説れべるではないか。
 日本史もんでは、一枝さんから勧められた『歴史の話』(網野善彦)、『明治維新という過ち』(原田伊織)が面白かった。日本の民衆は未だにブルジョア革命さえ体験できないでいる。自由民権あたりと60年代の青年労働者・学生の反乱に可能性を感じた時もありましたが、これまた人生後半戦の課題の1つですね。パルシステムに可能性を感じ続けています。
 『ベトナム戦争』(松岡完、中公新書、2001年7月初版)、以前に買ったまま本棚だったのを、安保(戦争)法案廃案署名のトークするために、読んでしまいました。「戦後70年」ですって?ちげーだろって感じませんか?
ぼくは、ベトナムだけでない、湾岸、アフガン、イラク、シリア、世界各地でいまなお続いている「侵略」戦争で大もうけしてきた軍需関連産業だけではない日本という国全体の「自由と民主主義」、立憲制度がかなりやばいじょうたいになっていることを危惧しています。黙っていてはセンソーです、決めて推進してきた人間が責任取らないのは、戦争・原発、本質同じ。改めて、命の循環と大切さを感じる新年です。安倍を倒せは党派・宗派を超える課題だと思います。2000万署名達成、やりきりましょう。1月の駅頭活動は、19日(火)の昼過ぎからです。近所もまわろう。壁つくらないこと。反対意見にも耳傾けられるチャンスですよ。
 おもしろきこともなき世を面白く、住みなすものは、安保粉砕!・・・・(それぞれ好きな漢字をはめこもう)
  
by issei_tachikawa | 2016-01-03 18:18 | エッセイNOW | Comments(0)