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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

さんきゅうハウス新展開2017年度

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反貧困の旗を掲げながら、地域にも浸透していきます。ハウスの近所の2件のアパートの3部屋で、さんきゅうハウス(定員6名なので)には入れない3名のOBが暮らしていますが、うち1名が3日間行方不明でした。捜査願もだしたのですが、東大和病院に緊急搬送されていて、脳に若干の異常があるのですが、日常生活には差しさわりがない(であろう)と診断されて戻ってきました。
でも、そのこと以上に嬉しかったことが1つ。隣の女性が、「あの人最近見かけないねー、どうしたの?」って僕に聞くんです。すぐに事情を説明したら安心してくれました。この気遣い、うれしいです。うれしいです。引っ越して来た当初は「四面楚歌」でしたからね。
あと、家事代行サービスでも地域の人と仲良くなれるのでうれしいです。昨日から、ご近所の認知症の高齢女性宅の草取り、庭木剪定をしています。月、水、木はデイに通われるので、その日を選んで作業します。依頼は、羽衣包括支援センターを通じてケアマネ、ヘルパーも介在します。さんきゅう利用者の就労支援準備にもなり、依頼主のご近所とのコミニケーションもできるのでありがたい。
作業していると、高台の隣で布団干ししている高齢女性が話しかけてくる。
「こどものおもちゃ落ちてませんかー?」
「ありましたよー、自動車、かえしましょうか?」
「いえいえ、孫が投げてしまうんです。すみませんねー、しょぶんしていただけますか?」
「だいじょうぶですよ、ところで麻雀とかなさらないんですか?」と誘いをかけてみる。
残念ながら振られましたが、このように点⇒線⇒面と地域がつながってみえてくるのがおもしろいのです。まさに、せーきょーアゲイン、おっとらという感じですね。
Nくんも退院しました。複雑骨折なので、リハビリ2か月くらい必要かな。彼は、まだ30代で、もとは小さな企業経営もしていたくらいなので、まだまだこれからの人です。
さんきゅうはうす2010年12月にアパートの1室で始めたのですが、今では6人の寮を中心(たまり場、えんがわ、情報センター、交流場)にして、OB数十人のネットワークになっています。
毎日コツコツと、チイサナ営みを積み重ねながら、地域を開いていきます。今日は、ケテイさんのカフェ、ゴーヤチャンプルおまかせ定食らしい。お客さんも来る。たのしみだにゃー。

by issei_tachikawa | 2017-08-24 09:25 | さんきゅうハウス・カフェ・対抗文化活動 | Comments(0)