どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

いよいよ約50年の思いが形になるそうです

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ワーカーズコープさんとは最近ひょんなことでご縁ができて、フードバンクやカフェ事業、ちいきづくりでご一緒していて、人材交流にまで発展しています。
13日には「たちかわーく」というカフェがスタートしました。車いすで働ける、障害をハンデイではなくてタレント(可能性)として生かせる場、ほっと一息があっというまに何時間にもなって、ゆっくり落ち着ける場になるといいなー。
所長の岩崎さんとも一緒に河原回りしてから何年になるのかなー。
で、たくさん感じたうれしいことのなかでも、とくに今日お伝えしたいことは1つ、労働者協同組合の企業形態が法制化準備完了とのニュースなのです。臨時国会に超党派で提案されるかも?まだ実感としてせまってきませんが、どうやら事実らしい。
これは、実は1970年代中頃のでヨーロッパと英米日本の自主管理・自主生産運動の研究で、「日本には労働者協同組合法がない」ということを発見したことにさかのぼります。
協同組合は、消費生協、信用、農林水産、住宅などでは法制化されていますが、南欧では19世紀から育っている生産組合とか社会的(福祉)協同組合は認められていない。ですから、生活クラブのワーカーズコレクテイブのような形で、働く人に無理がかかる。気持ちはしゃんとしていても、働く人が出資もして、利益を配分したり、社会還元したり、自分の主体的な意思で地域とつながりながら協働社会を創造しづらいような仕組みができていた。
南欧には一般的な形が、なぜ日本では「中手企業経営者協同組合」程度のものしかなかったのだろうか?今も考えていますが、答えは「アナーキズムやサンディカリズム」の伝統が地域に根剤して形成されていないこと、人に使われて働くことに違和感を感じる人が少なかった(逆に出資・労働・分配・経営に働きながら係るだいご味が知られていなかった)のかもしれません。
いずれにしても、いまようやく、協同組合のなかに、生産や福祉が入ってくることは大きな意義を持っていると思います。うれしいね。
「労働力の商品化」(生活のため、金のために指示されたとうりに働く)をどうやって克服し、新しい協働社会を創造していくか?
遠方にキラキラ輝く理想やとても手が届きそうにない理念ではなく、足元から働く人が一緒に知恵と力と勇気を出し合って変わっていく。たちかワークたのしみだね。さんきゅうカフェとは、ちゃりで5分の距離なので、いろいろ連携協働できそうです。

(注)スペインのバスク地方、ギプスコア県にある「モンドラゴン協同組合連合グループ」、ウルゴール生産組合は、労働者協同組合形式であり、設立は1956年、ホセマリアアリスメンデイアリエータという神父の強力なリーダーシップで発展してきた。
特徴は以下の通り。(現状は調べていませんが)
1つ、トップとボトムの給与格差はマックス6:1
2つ、利益の5%を地域の事に使う(地域福祉?)
3つ、協同組合大学があり、の学生は在学中から半学・半労で、卒業すると職員になれる。
因みに、生産物は家庭電化製品、洗濯機、冷蔵庫ではスペイントップのシェアだったことも。
しかし、EU加盟後、株式会社との競争が激化し、外部から経営者を雇ったり、労使紛争が激化長期化したり、給与格差も開いてしまっているらしい。最近あまり研究していませんが、残念です。


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by issei_tachikawa | 2017-09-15 21:18 | 足元から社会を変える(政治・社会革命) | Comments(0)