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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

さんきゅう寺子屋「アルコールからの解放」を終えて

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話し手は小林圭子さん(50代?主婦、3児の母、3世代同居?)
シズフミさん(故人)のことを鮮明に思い出すことができて、小学校5年ごろからの飲酒と喫煙と小学校2年からのオナニー歴を振り返り、「依存症」などというレッテル張りはいかんと感じました。
問題解決のためには、対策に走ることなく、「事実・歴史・原因」を究明し続ける努力とつきあうこと(「いやなことから」逃げないこと)、そのひとが自分で「イゾン」から抜け出して他のすばらしい「やること・やりたいこと」を見つけ出す努力をサポートすることが大切なのだと、改めて実感できました。
みやちゃんからも発言いただきました。彼の場合は、酒に走る同期の1つは、路上体験時に出会った「ナカマ」から受ける日々刻々のストレスでした。自己ちゅうの部屋に世話になる日々のストレス、それは半端でない。酒に逃げれば逃げるほど酒が体に染み入ってくる。苦痛も快感も、区別がつかなくなり、死にたいとか死んでも良いという願望も頭の裏をよぎる。
精神病院入院歴7回、救急車に乗った回数なんて数えきれない。ぼくも2回は鮮明に思い出す。隊員さんにもセンセーにもいやーなかおされる。「またあなたですか。」と。
なんどもあきらめかけたが、3年前の井の頭病院3か月隔離病棟での断酒体験とコウシュ剤(ノックビンなど)などが立ち直りのきっかけになった。
一時期は「もう大丈夫かもしれない」と周囲は安心していたかもしれないが、ぼくは一度も気を抜いた事は有りませんでした。
なぜか?べテルの会の経験から学んでいたからかもしれません。「終わりなき戦い、いやならやめる、どうせやるなら気持よく、これは俺の自発的なきもちでささえている行動なんだ。」と自分に言い聞かせる日々でした。
そのうちに、やりたいことが見つかり始めました。やりがいもでてきました。彼は今、毎週月曜日のシェフを立派にこなし、毎週水曜日と月1回の土曜日夕食づくり「ボランテイア」を始めて、さらに地域活動(地域家族)のやりがいも見つけつつあります。
変わってきています。前向きにね。依存症などというレッテル張りはやまないでしょうが、聞き流せる力が生まれ始めています。「もう大丈夫」はありませんが、これで人生なのだと一緒に感じあっています。
みやちゃん、あるときは、おれもあきらめそうになったり、心底軽蔑したりしたけれど、差別的に(隔離した心と目で)見てごめんね。許されたし。いろいろ教えてくれてありがとう。これからもおいしいフライやスパゲッテイやどんぶりもんを期待しているよ。
★さんきゅうハウスは、べテル羽衣状態になっているような気がします。もひとつ、羽衣大人の里でもあるかな。Nくんの笑顔も継続しているし、新人のOさんも路上脱出の努力をしているし、仲間の存在アレバ何があっても大丈夫、順調・順調は、べテルの向谷地さんのことばでもあります。
★★★最後に師岡さん(立川断酒会会長)のことばです。
「話すことは治療、聴くことは薬」
(予定です)
5月27日(日)2時から、しあわせクラブ定例会 さんきゅうカフェにて
6月は選挙とNPO総会が重なるので、寺子屋はお休み。真壁センセーの「豚のいる学校」予告していましたが、すみません。
7月8日は、第3回「にろりんの3色パステル画」教室です。昨日の参加者1名が新しく参加希望をだされましたので、これで生徒5名かな。
7月22日の寺子屋講師は、知る人ぞ知る、元自衛隊レンジャー部隊の井筒高雄さんです。

by issei_tachikawa | 2018-05-14 09:18 | さんきゅう寺子屋(BAKA大改め) | Comments(0)