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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

「生活困窮者」支援活動の問題点

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現場からの切実な意見です。スタッフ会議でいってもあまりに議題が多すぎるし、参加諸氏の50%(7/14)の方はほとんど現場に来られないので、これは10年やっても「抜本的な組織変革」しか達成できない課題であると思うし、かえって先に「社会」で論議していただく方がよろしいかと考えて、ここに記述いたします。
1つは、対象者(生活困窮の範囲が特定できない)があまりにも多すぎて、1ナン去ってまたまたということになり、日常的負担は現場スッタッフに重くのしかかるということになっています。
2つは、さんきゅうハウスは男性オンリイのシェアハウスなので、女性とか外国人で日本語も英語もよーわからんで、そのくせやたら個性的で、どこぞの団体に紹介したり、生保申請の手伝いをしても、すぐにそこを出てしまって、ふたたびさんきゅうハウスに戻ってくるということになりがちです。
3つめは、たった1名の支援で、問題解決まで数年間、毎日の電話対応平均1時間以上というケースも発生しています。いっせーはやむおえずケータイを非公表とし、改めて300名ほどの方のみ登録しなおし、「かけ放題」に契約変更した次第です。
では、どうすればよいのか?
選択肢はいくつあるのか?
1つは、支援対象を路上生活者に限定する人たちだけで新しい団体をつくる。
2つは、1はやらないで、社協からの丸投げをやめていただく。せめて、「生活困窮者」との第1次段階での「出会い」で、申請書を作成して、必要事項をクリアにしてから「さんきゅうハウス」で受け付ける。
3つは、生保申請に必要な事項(要件)を明白にして、貧乏NPOのスタッフが個人負担しないように徹底することだと思います。「生活サポート資金」とか「緊急避難シェルター」の連携をしっかりとつくりあげるのも緊急課題でしょう。
とりえず、できることからクリアしていきましょう。「生活保障申請受付(申込)書」が突破口になると思います。
フードバンクでは、数年間の経験をいかして、「食品申請書」を作成し、食品置き場は「さんきゅうハウス」から、社協に移動し、食品置き場の定期点検(賞味期限や品質)を行い、フードドライブも地域レベルで実施できるようになりました。
このやりかたを、「生活困窮者支援」にもいかせると思います。
さてそこで、誰が、いつまでに、何をつくればよいのか?
これは、ベンデイングだな。



by issei_tachikawa | 2019-11-04 21:43 | さんきゅうハウス・カフェ・対抗文化活動 | Comments(0)