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どうせやるなら気持ちよく、地域家族へ


by issei_tachikawa

岩田経済学への誤解と正解について

「宇野さんは3段階論だったが鈴木や岩田は2段階」という認識のままの方もいる。これはねー、MMTの反対論者(今の財務省に忖度するみなさま)が「MMTの人は国が紙幣をいくら発行しても日本経済は大丈夫だとおっしゃるが、」といきなり批判する。
いきなりですよ。人の意見聞かないで、というか、そもそもマルクス主義者や共産主義者を自認するみなさんが、マルクス・エンゲルスにこてんぱんにやっつけられたプルードンなどの著作も読まずに、マルクスの軒下かりて論戦を張る、これに似てますね。
岩田理論には、『マルクス主義の今日的課題』(マルコン)が最初にあり、『世界資本主義』といういわば資本主義経済史の段階論があり、各発展段階の「現状分析」もある。
これを真に受けて、BUND(ブント)統一再建第6回大会の綱領としたところは、なんというか、若さ・馬鹿さ・未熟としかいいようがないが、それは昨日の「原論の対象設定」の方法論的問題とは、別問題である。
岩田さんは、もうなくなってしまったが、1950年代の「火炎瓶・山村工作隊」(コミンテルン言いなり、徳田球一さんの都市ゲリラ闘争路線)に共鳴し青春を過ごした。
実は、おれの義兄もFB友達のW先輩も同じらしい。
マルクスが、生涯、実践過程への限りない愛着と侮蔑にひきさかれながら、悶々とした日々をおくり、それでも「資本主義の根本的変革の物質的要件」を探求し続けて、『資本論』を残して世を去ったのと似ている。
実にけれんみが無いのだ。
誤解正解、恐れないで直観的啓示の力を借りて言います。岩田さんは、日本のブランキになれる人だったかもねと。パリコミューン1871年、敗れはしたが成立の前日にブランキは獄中に、あとの軍事指導を間違えたために息吹き返した政府軍にコミューン軍隊は敗れ去った。マルクスはブランキの事、非ジョーに高く評価していたとか。(俺の思い込みではないとおもうぜ)
でも、BUNDが割れてからの、岩田さんの言葉にはいまだにひっかかるものが多い。
「僕の理論は間違っていません。みなさんが使い方を間違えたんですよ。」とおっしゃっていた。
「ブントはもうだめですから秘密党をつくりましょう。」と誘われた。同じ席には、w、f、m、s、tがいた。おれはことわった。「裏切者」と言われていたらしいが、今ではその時点(1968年夏)の判断に自己満足しています。
岩田経済学の問題は、宇野経済学の問題にも通じており、日本のマルクス系経済学の今日的な課題をふたたび議論するネタとして面白いのではないかとおもいます。

by issei_tachikawa | 2021-03-04 18:12 | イッセー心理学、行動哲学、唯身論 | Comments(0)